【現代思想とジャーナリスト精神】

価値判断の基軸は自らが判断し思考し実践することの主体であるか否かであると考えております。

神奈川県を通してみた2015年全国統一地方選挙後半戦の考察

2015-04-27 22:04:13 | 言論と政治
神奈川県を通してみた2015年全国統一地方選挙後半戦の考察

 
              櫻井智志


 神奈川県町村部は、葉山町から二人、中井町から一人、開成町から一人、山北町から一人、併せて五人が立候補、無投票当選も含め四人当選なさいました。開成町は空白区となりましたが、高橋久志議員の九期におよぶご健闘とご献身とを讃え、そのご労苦をねぎらいたいと存じます。
 高橋久志様、ほんとうにありがとうございました。



 神奈川県市部は、立候補した横須賀市の三人、平塚市の三人、藤沢市の四人、小田原市の三人、三浦市の三人、伊勢原市の二人、南足柄市の一人、綾瀬市の二人、茅ヶ崎市の二人、大和市の四人で合計二十七人が全員当選しました。全国的にも全員当選の自治体選挙の見事な「平成、春の嵐」がふき続けています。



 さて、これだけの躍進には、立候補者・後援会・党員・国会議員・他地域からの応援隊が相乗効果となって、驚異的な結果に至ったものと思えます。


 科学的な分析は、現状をくまなく把握することです。そしてなにがこの好結果につながったのか、どこか問題点があるとすればそれをどう対策を考え対応していくか。それを具体的に展開していくことを、私は「科学的」精神と考えます。
 関係の皆様のご熱意と公私におよぶご労苦に想いいたり、深く敬意を表します。



 世田谷区区長選は、最も人口の多い自治体とのこと。そこでの保坂区長を再選させ、渋谷区で自公候補をやぶり、前区長の継承者に当選は謙ることになりましたが、その共闘は日本共産党に対する敬意をオール沖縄のように再評価させるに充分です。このような首長型の選挙は国会議員選挙と同じ小選挙区型です。市議選などは中選挙区型です。小選挙区型選挙への対策が、大きな次の参院選における展望をひらく視野にいたります。



 素晴らしい成果をになった皆様方に厚く感謝申しあげます。有り難うございました。こ開拓された国民的のレジスタンスは、いのちとくらしを守る国民的改革事業の緒についたばかりです。安倍自公政権の戦争遂行家への暴走を国民的連帯で阻止して、国民が幸福に暮らせる社会にしていくために、チャレンジしていきましょう。