【現代思想とジャーナリスト精神】

価値判断の基軸は自らが判断し思考し実践することの主体であるか否かであると考えております。

「news23」を見ながら別のことを考えていた

2021-09-27 23:51:56 | 言論と政治
 恋愛は基本的な人権のひとつである、庶民でも皇族でも。大作『橋のない川』を執筆した住井すゑさんは、天皇家には特権はあっても人権は保障されていない、と嘆じた。イギリスの王室でも日本の天皇家でも、人権を国家社会が保障するべきと思う。私は美智子上皇妃や雅子皇后妃の人柄を敬う。


 「#調査報道23時」は貴重な、五輪選手村の食品大量廃棄の実際を伝えてくれた。五輪が終えようとする時期に、がらっと一時的に廃棄の扱い検査と記録がきちんとなされ、閉会のころにはまた元のように。TBS「#報道特集」でもおなじ話題を報道。今夜も丁寧に事実をつたえていた。



 地道にあちこちを廻りながら再建政策を説く立憲民主党枝野幸男代表。他の共産・れいわ・社民と市民連合と共闘し、共通政策を掲げている。問題点も多々あるが、実際に市民と立憲野党の共闘をべースに、#明確な政権構想 を練り上げ連合などの事情をとりつつも国民の期待に応えてほしい。


 自民党4候補を見て思う。誰でも同じ、とは私は思わない。特に野田聖子氏は他の3人と異なることがある。あきらかに平和と弱者保護の考えが見られる。高市候補の後見人は自民党議員に徹底して携帯で支持をかけ続けている。しかもそこには自分が黒幕になる野望と自民党崩壊の道を迷走している。



【永岡浩一さんからの通信】2021年09月27日

2021-09-27 20:19:16 | 転載
文化放送ラジオ くにまるジャパン極(2021/9/27) 大谷昭宏 緊急事態から、日本社会がコロナで生命・人権軽視であったことがわかり、政権は国民を守るべき、大阪の児童虐待死事件から、子供を守る社会の在り方、JR東の顔認証のやり方の問題点を語る



 永岡です、文化放送ラジオの、くにまるジャパン極、月曜日のコメンテイターはジャーナリストの大谷昭宏さんでした。大阪からリモート出演でした。野村邦丸さんの司会、西川文野さんがパートナーでした。概略追跡します。



 深読みジャパン、緊急事態宣言、政府は今月で全面解除、感染は改善、マンボウも解除、田村氏、NHKの番組で数値改善と発言、全面解除されたら4/4以来になり、行動制限は求めるというものの、菅氏、明日対策本部というものの、邦丸さん、30日で緊急事態、マンボウ解除、47都道府県に措置なしで大丈夫かと説かれて、大谷さん、不安の中、大阪は東京より感染者数は上回り、感染者の多い大阪、沖縄は解除なしかと予想されて、しかし47都道府県解除、大阪は何もなしは42日のみ、良かったというより、大丈夫かと思う。

 邦丸さん、第5波収束と言われても、専門家は冬に第6波を警告、準備もされていない、自宅療養者を減らすなどの措置、都道府県により異なるが、心理的には不安と説かれて、大谷さん、解除したら活発になり、そして病院、保健所の問題を、冬に備えて措置をすべき。この間対処していたら、自宅放置は解消できて、朝日の統計だと600人以上自宅で亡くなり、先進国ではない、今度の感染でも対処できないと、第5波以上のものが来たらこの社会は崩壊する。

 邦丸さん、来月は新総理、候補もコロナ対策というものの、陽性になり、どこでもちゃんと医療を受けられるようにはっきりすべきと説かれて、大谷さん、保健所を1/3に減らしたのが間違い、300回電話してもつながらず、医療従事者のマンパワー配分をちゃんとして、コロナ担当の負担を減らす、だから解除でないと元の木阿弥。

 邦丸さん、国と地方の意思疎通ができておらず、ある自治体は成功して、それをどうして拡散しないと説かれて、大谷さん、大阪で幼児が虐待されて助けられず、自治体が能力の限界。大谷さんの豊中は、当初ワクチン予約が数分で満杯、梅雨寒さでお年寄りが大変、医療現場は破綻「コロナで日本社会の問題点が露呈」、それを改善して、国民が安心して生きられる社会のために宿題を与えられたと説かれて、邦丸さん、ウィズコロナなら、かかっても大丈夫な体制が必要だと説かれました。



 大阪・摂津市で交際相手の長男に男が熱湯を浴びせて殺害、女性はDVを相談しても、週末に来るのみと女性は同居を否定、邦丸さん、こういうニュースを伝えると切なく痛ましい、3歳の子供がどうして殺されたと説かれて、警察、行政はどうして助けられなかったかと説かれて、大谷さん、摂津市は豊中の近く、北摂、かわいい3歳の男の子、それがやりきれなく、児童虐待は報道してやりきれない、虐待された子供たちは毎日痛い、ひもじいとしか思わず死ぬのはやり切れず、しかし社会には助けるすべはあり、それで起こしたのは問題。2018年に東京で女児が虐待殺害、千葉でも少女が虐待されて殺されて、先生何とかならないかと訴えたのを児相は何と父親に見せて虐待は激化、この社会は本気で子供たちの命を守る気はあるのか、母親は市にこのままだと殺されると訴えて、吹田に訴えても摂津市と共有できず、子供が被害を訴えていないいうのを市役所が本気で守っていたら末期的、あらゆる事件で、児童虐待は被害届が出せないもの、周囲、社会が守るべき。

 邦丸さん、警察は民事不介入というが、マンパワーの限界もあり、総裁選でこども庁と言うが、虐待されていることもたちの助けにならないと説かれて、大谷さん、殺されると市役所に打診されても警察には伝わらず、警察は虐待で亡くなった事件、千葉でも傷害致死ではあったが、大阪府警は殺人で検挙だが、殺人するものを行政は放置、児相、市役所も何もしなかったと警察は怒っていて、熱湯をかけて虐待は傷害ではなく殺人、大谷さん、児童相談所、市役所では救えず、家庭庁がいる、23歳の男性が出会い系で出会い、その中で虐待の起きる危険性を社会は考えるべき、児童虐待は自治体、総務省など様々な役所のチームワークが必要で、夫婦別姓、不妊治療は家庭のもの、網からこぼれ出る子供たちが出てくる。邦丸さん、河野氏は役所の分割を言うが、保健所を減らしてコロナ破綻、何を国民が必要としているか政治家は言わないと説かれて、大谷さん、高市氏は国家観を言うものの、国家の幸せは家庭の幸せの積み重ね、いくら国家があっても、3歳の子供が虐待される国は幸福ではない、アフガンの中村哲さん、一つ屋根の下で暮らせて、3食食べられたらテロリストになる若者はいないと言われて、幸せな家庭を守るために国家はあり、総裁選の報道に批判はあるが、どういう国のありようを求めるかを国民は考えるべきと説かれました。



 JR東日本、顔認証に出所者などのデータを削除、刑期を終えた人への配慮、JR東は五輪のテロ対策でこれをやっていた、出所者など、邦丸さん、小田急線でファミサイドがあり、防ぐ策としてどうかと説かれて、大谷さん、これは読売のスクープ、問題提起、安全は必要で人権の配慮は必要、監視カメラでチェックは大事だが、前科前歴の人をこのような扱いは問題、人々の安全より治安が優先されて、安全のために治安が優先されたらダメ、JRは私企業、出所者に手荷物検査などの意味はあるのか、問題が起きて補償はどうする、どういう権限でやるのか、JR東はどういう意図でやったら、社会の安全のために勘違いすると社会不安を煽ることになり、JR社員は警官ではなく余計に危険、一企業ではなく、JR東はお上の仲間というような勘違いはおかしい。邦丸さんは小田急線で通勤して、社員が腕章で社内をチェックしているのを見て、二人の社員が腕章でも意味はあったと説かれて、大谷さん、安全はそうやってできる、悪さをするものは警戒されているとなり、犯罪をするものは自分の身を案じて、社内の見回りは顔認定より有力だと締めくくられました、以上、大谷さんのお話でした。