美しすぎる存在について(カラヤンの7番)

2006年07月04日 23時05分44秒 | 巻七 ブルックナーが私に語ること
音楽に詳しい人が聴いたら、
いくらでもあげつらう部分はあるのかもしれないが、
素人の自分にとり、
それはそれは美しい物語。

ブルックナー:交響曲第7番
カラヤン指揮
ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
ユニバーサルクラシック

このアイテムの詳細を見る


「巨匠」カラヤンについては、
良くも悪くも20世紀的?(現代的?)というような評価を聞く。
いわく、商業主義だとか、
演奏効果の華麗に走る、だとか、も。

そんなこんなは兎に角、
この7番はとてつもなく美しい。

たとえばヨッフムがある意味の朴訥さを持っているとしたら、
やはりよく言われるカラヤン像同様に、
この演奏は「洗練」の極致なのかな。

それがブルックナーに相応しいかどうかはこの際問題ではなく、
この極上の艶かしさと完全無欠な造形美に
ただただ「参りました」と言うのみ。

---------- acht -----------

自分には到底
汚すことも触れることも出来ない存在を前にすると、
日ごろの下世話な喧騒とか
欲に溺れた妄想だとか、
そんなものが一瞬ホントにどうでもよくなる。
ほんの一瞬なんだが。

こうして
酒を飲みつつ
素敵な音楽たちを聴いて
ブログを発射したり哨戒したりしているヒトトキ。
こんな時間が3分でも自分に保証されている限り、
誰にも負けない気がする。
どんな嘲りにも耐えられる錯覚を抱く。

文句があるなら言ってみやがれ(#゜Д゜)
…な感じなのデス。すんません。失言。回線切って反省。

コメント (2)    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 京セラドームはリンくんで(... | トップ | テポドン撃ち落としに来まし... »
最新の画像もっと見る

2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (しゅ)
2006-07-05 21:21:47
ヨドバシカメラの駐車場は狭くて嫌い。



…と、お友達にお伝えください。鬱雄さん。
返信する
”松たかこ”は好き、です。 (鬱男)
2006-07-05 20:22:15
テポドンのように、色んな怨念を乗せて人の群れに飛び込みたい鬱男でつ。

今日は漏れの友達(っと言ってもPC上のだが)をドライヴに連れてってくれたそうで、謝々。

「8、イイね。ほすぃね。かっこイイね。」っと、嬉しそうに言ってました。チャットで。

買い物にも付き合って頂いたそうで、重ねて謝々。

今度、マクドをゴチらせてください。

じゃ、BOOK見て寝まつ。のし
返信する

コメントを投稿