《2016.4.6 指宿から開聞岳へ向かう海岸で 》
この週末は気温も上がりそうなので1~2泊程度のツーリングキャンプを考えていたが朝夕は肌寒くて中止。来週の農作業支援は早出しの馬鈴薯拾いが二日間あるので暫し延期としよう。
球磨川氾濫のニュースが流れている。以前、自転車旅で通過した所が多く、被害が少ないことを祈るばかりだ。最近は線状降水帯による猛烈な豪雨災害が多い。
思えば能登半島では台風に追いかけられて民宿に飛び込み、鹿児島の開聞岳山麓では日本一周中の若者と暴風雨が過ぎ去るまで二日間をキャンプ場の炊事場に張ったテントで過ごしたことがあった。
《2013.10.9 能登半島山中で台風接近中、遂には追い越された》
《2016.4.6 開聞岳山麓 暴風雨で二日間停滞》
《暴風雨一過、くっきりと開聞岳。桜はいわれているように簡単には散らない》
《2016.4.7 開聞岳山麓 若者達は“青森ねぶたまつり”を目指していた》
《2016.4.8 開聞岳→枕崎 鰹節加工場 濃霧と蒸気》
そして熊本ではあの大地震に遭遇した。幸いこの時は市内の頑丈な会館に宿泊していて難は逃れたが、夜通し震度4~5の揺れが数十回続き、生きた心地がしなかった。
朝、ロビーに降りると近所の人達が毛布にくるまって非難していた。TVニュースでとてつもない地震が起きたことを知った。鉄道、道路は全て不通。取り敢えず西鉄が動いている大牟田まで走り、福岡行き電車に乗った時の安堵感は忘れない。
今年は天候不順とコロナウイルス感染で記憶に残るシーズンになりそうだ。こうして静かにしている時間に改めて自然災害の恐ろしさを肝に銘じている。