朝のポタリング(自転車散歩)で走る漁(イザリ)川はアイヌ語のイチャニichani(鮭の産卵場)が由来という。豊かな漁場だったのだろう。
恵庭岳の麓に端を発して、恵庭市域の北側を西から東に流れ、千歳川に合流している。
松浦武四郎の『西蝦夷日誌』には「イザリ」(鮭が卵を置との義)と記述されているそう。秋のポタリングでは数匹のサケの遡上を見ることが出来る。
昨日は朝の4時から魚釣りをしている家族に出会った。6時を過ぎていて丁度帰る頃だった。
15センチほどのヤマベが5~6匹釣れていた。「今夜は天麩羅。」と父親は満足そうに笑い、妹は「そろそろ帰りたい。」兄ちゃんは「もう少し!」という風景にホッコリした。
ニジマスが釣れることもあるという。自転車で10分ほどの所に自然がふんだんに残っている幸せを感じる。