《さてと、収穫開始。2020.7.2 5:00》
近所の畑でブロッコリーの収穫が始まっている。JAから連絡があって、春の田植え手伝いから1ヵ月振りで二日間、農作業に出掛けた。
行った先は車で10分ほどのFさん。小麦、大豆とともにブロッコリーを1ヘクタールほど栽培している。まだ若いが近所の農家に苗を供給してきた草分けのような存在だ。
この時期、価格の良い本州向けとのことで、10アールくらいずつ出荷時期をずらして秋口まで続くという。刈り取りは午前5時から12時まで。午後には陸送される。
初めての早朝作業はまだ肌寒いが、朝露に濡れたブロッコリーの茎に特製包丁を入れるとパキッと爽やかな音がする。収穫ケースに交互に4個ずつ2列2段に積む。規格サイズでキッチリと納まる。
収穫は昨年も2回、経験したが規格サイズに再び目が慣れるまで少々時間を要した。Fさんから「ブロッコリーを切っても手を切らないでね。ゆっくりやって。」と注意喚起。
コロナ禍の影響で休業を余儀なくされた宿泊、観光などの業態から農作業に来ている人もいるらしいが、労働力不足の傾向に大きな変化はなく、出荷の適期を過ぎた大きめのものも目に付いた。
“昼カラ”でコロナウイルスが拡散されている。休憩時間に「暇だったら手伝いに来て欲しい(笑)。」と話題になった。
いつもながら日本の農産物の「流通規格」に疑問を感じる。味に変わりは無く、勿体ない。帰りに頂いたのを茹でたり、炒めたりして新鮮な甘みと柔らかさを堪能した。