これだけバリ晴のカットが撮影できたのだから納得しなくてはならないのは重々承知しているのですが・・・やはり欲が沸いてきます。 16,07,03 仁山―大沼 9027レ 07:59頃 Canon EOS7D
すでにお知らせした通り07月02日から04日にかけて復活カシオペア(カシオペアクルーズ)撮影のために北海道へ出撃してまいりました。
今年03月で営業運転から一旦は退いたカシオペアが4月に奇跡の復活運転が発表されました。復活運転に際して上野ー札幌の単純往復の〝カシオペア紀行〝と往路は上越・羽越・奥羽線経由で各地で寄り道をしながら復路も仙台を寄り道して旅を楽しむ富裕層ターゲットの〝カシオペアクルーズ〝と言う二通りの運転する事が発表されました。本州内の撮影は最初から眼中に無くメインターゲットは北海道内でしたので道内での停車時間が長いカシオペアクルーズが狙い目だと言う事は当然の成り行きでした。また今までにない運転時間帯で走る区間もあり魅力でした。ただ〝カシオペアクルーズ〝は3回しか運転されず第1回の運転は06月04日出発でまだ噴火湾の霧が出るシーズンで、さらに08月06日出発は夏のトップシーズンで格安航空券が取りづらくなるので自ずと07月02日出発に絞った次第です。最初で最後の〝カシオペアクルーズの撮影ですから晴至上主義者の私が珍しく〝天気が悪くても出撃する!〝と決め、それならば少しでも安く済ますためにパッケージツアーに予約しました(この時期、JR東日本の大人の休日パス利用期間で安価に本州までたどり着けるのですが大人の休日パスだといつでもキャンセルが出来るので自分を後退りさせないためにあえてパッケージツアーにした次第です)。
そして出発の02日の数日前、週間天気予報が発表されると見事にカシオペアが北海道に入る03日と04日だけで天気が悪いと予報されました。人には〝北海道の天気なんて参考程度で行ってみないとわからないし、もし出撃しないで晴れたら悔いがのこるでしょ?!〝と言っておきながら07日を切ってキャンセチャージが30パーセント(いろいろ考えていたら50パーセントの期間に突入していました)を超えても〝勇気ある撤退〝をマジに考えたいました。
結局はどんな事があっても自分としての記録を残そうとする思いと、行っても〝無駄かな?期間にと言う迷いと〝行くんだ!〝と言う葛藤のなかで出撃することにしました。結果はダメ元で出撃したので高望みや運のなさを嘆いてはならないのですがやはり不満の残る出撃となりました。
ふだんカシオペアの車両はゆっくり眺める機会などなかっただけに大沼の停車は車両をじっくり観察する良いチャンスでした。 16,07,03 大沼停車 9027レ 08:17頃 Canon EOS7D MarkⅡ
人間、満たされれば次の欲望が湧いてきます。北海道へ撮影に出撃が出来ただけで満足しなくては?と己を戒めるのですが再来年で還暦ながらも人間が出来ていない証拠で長年、素晴らしい被写体となったDD51の最後を見届けた事ができたと言う幸運もありそれなりに成果があったにもかかわらず満足感に浸れません。まったく困ったものです。仲間の中には海峡線のEHと函館線のDFと両方をバリ晴で撮影が出来て日曜日のうちに満足して帰路に着いたら方もいらっしゃていて悔しさが倍増します。天気は予報よりはるかに良かったものの撮影地の選択ミスや直前の雲(仲間内では〝珍味雲〝と呼んでます)の襲来等の運の無さで裏目裏目に出てとても私自身、とても満足出来るものではありませんでした。それでも大沼湖畔では思い描いた構図で更にフル露出でDFのカシオペアを撮影が出来たのが唯一の救いであり、またこの出撃の心の拠り所になっています。
この後、08月06日出発の〝カシオペアクルーズ〝がありますが、今回の出撃がとても満足出来るものでは無かったので北海道の08月07日がもし好天予報ならこれは〝鉄ちゃん有事〝と位置付けてスクランブル出撃もありかと画策しております。また〝カシオペア紀行〝はまだ何度か運転があります。自分の休みと運転日がうまく重なればスクラブ出撃もアリかな?などと邪念を抱いていています。
私自身、DF200は好きな機関車の1形式ですのでこの機関車にブルトレをけん引させたかったとつくづく思いました。新会社発足当時は委託業務も多数ありましたが、業務の簡素化で現在では旅客会社業務の貨物会社委託、またその逆はほとんど無くなってしまっているにもかかわらず今回は新規で委託業務を設定した訳で、その手間を考えると頭が下がります。 16,07,03 大沼 9027レ 08:26頃 Canon EOS7D MarkⅡ
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