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DATデッキ サブコードにつきまして

2017-10-09 22:53:49 | DATサブコードにつきまして

DATデッキ サブコードにつきまして

 

サブコードとは?

 

 

※DATデッキでサブコードを記録(アフレコ)する場合、適切なメンテナンスが施され、テープパス、DPG、FWDトルク、バックテンション等の厳密な調整がされていることが必須です。

ヤフオク等に出品しているイジリー転売ヤー、○○○の自称修理・転売業者がいじったデッキでは、絶対にサブコードのアフレコは行わないでください。

また、適切なメンテナンスが施されたデッキでも、経年変化、劣化したテープにサブコードのアフレコを行うと、アフレコを行った箇所にノイズが入るようになる場合がありますので、大切なテープにサブコードのアフレコを行うことは極力、お控えください。

 

 

DATデッキのサブコード

 

DATデッキは、録音される音とは別に、テープを便利に使うためにサブコードを記録することができます。(サブコードが用意されています。)

 

サブコードを記録することにより、曲の頭出し等を行うことが可能になります。

 

DATデッキは次のサブコードが用意されています。

サブコードの種類はDATデッキの機種によって異なります。

 

START ID(スタートID) 

曲の頭に記録することにより、曲の頭出しが可能になります。

スタートIDはAUTO(曲間を検出して自動記録)する方法とマニュアル(手動)で記録する方法があります。

AUTOでは、音楽の音のレベルによっては適切な位置に記録することが困難ですので、その場合は、手動で記録してください。

WRITEボタンで記録を行い、ERASEボタンで消去を行うことが可能です。

 

SKIP ID(スキップID) 

スキップIDを検出すると次の曲の頭(スタートIDが記録されている箇所)まで、自動的に早送りして再生が行われます。

(SKIPの表示が出ているときのみ。デッキでON・OFFの設定ができます。)

FMラジオ番組を録音するなどして、ナレーションを飛ばして再生するときなどに使います。

WRITEボタンで記録を行い、ERASEボタンで消去を行うことが可能です。

 

END ID(エンドID) 

テープ上の録音の終了点、または再生するときの終了点を示します。 

通常は、録音済みのテープの終了点にエンドIDの書き込みを行いますが、任意の位置に記録することができます。

エンドIDを記録しておくと、再生時にエンドIDを検出した時点で、自動的に再生を停止して巻き戻しを始めますので、無駄な再生をしません。

録音済みのテープの終了点にエンドIDを記録しておくと、次回録音するときに、テープ上のどこから録音すればよいかがすぐにわかります。(早送りするとエンドIDが記録されている位置で停止します。)

WRITEボタンで記録を行い、ERASEボタンで消去を行うことが可能です。

 

プログラム番号 

曲に番号をつける信号です。スタートIDと同じ位置に記録されます。

聴きたい曲を直接選曲することができます。

 

RENUMBER(リナンバー) 

テープの始めまで自動的に巻き戻して、プログラム番号またはスタートIDを検出して、プログラム番号を1番から順に記録しなおします。

編集したテープの曲番号を整えることができます。

 

 

 

ABS TIME(アブソリュートタイム)

DATデッキには、通常のカウンターに加えて、アブソリュートタイムが搭載されています。

アブソリュートタイムとは、テープの位置をテープの始めからの経過時間で示したものです。

テープの始めからの経過時間がわかります。

アブソリュートタイムは録音するときに自動的に記録され、一度記録されると消すことはできません。

※ソニー製のDATデッキではDTC-1000ESにはアブソリュートタイムの機能は搭載されていません。(DTC-1000ESの仕様です。)

 

 

未録音(ブランク)と無音録音(音が無い、もしくは録音ボリュームを絞りきって録音)について

 

DATデッキ(DATカセット)では、

 

①テープ上に一度も録音していない部分は未録音(ブランク)部分

②録音してあるが、音が無い、もしくは録音ボリュームを絞りきって録音してある箇所は無音録音部分

 

上記のように区別しています。

テープ上に録音済み部分とブランク部分が混在していますと、曲の頭出しが正常にできなかったり、アブソリュートタイムの記録が途切れ、表示されなくなります。

DATでの録音は未録音部分をつくらないことが大切です。

 

 

REC MODE(録音モード)につきまして

DATデッキの録音モードは標準モード(STANDARD)に加え、長時間モード(LONG)が搭載されている機種があります。

ソニー製のDATデッキではDTC-55ES以降の機種に採用されています。

長時間モードは、標準モードと比較して音質が低下しますので、可能な限り標準モードで録音してください。

 

 

TIMERスイッチにつきまして

DATデッキの電源をONにする際は、必ずOFFになっていることを確認してください。

RECの位置にして電源スイッチをONにすると、(テープがデッキに入っていた場合)録音が開始されて録音済みの箇所が消されてしまいますので、ご注意ください。

 

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