昨日、起工式を執り行った新しい現場の今日は朝から「試掘」。
例の「埋蔵文化財包蔵地」のため教育委員会担当官の立会いの元、いつもの「出ないでぇ~!」
の念力を送る。時代は古墳期。
2ケ所ほど試掘し、無事何も出て来なく一件落着。。。
現場を離れ、その足でお次は例の「建て起こし。。。」後、基礎工事真っ只中の現場へ。
土に埋もれ白蟻の餌食となった土台部分の入れ替えのため腐った土台を試しに切断することに。
って、「硬ひ・・・」。。。表面を観る限りでは直ぐに取れると思っていたのに手こずる。
木の内部を観て監督二人して顔を見合わせ?「じぇじぇじぇ~!」。。。くっ!栗?
流石は「栗の木」。表面は虫に食われているものの内部は未だ生きている。
しかし、可哀想でもったいない気もするけど、この位置では又埋もれてしまうため全て撤去の指示。
続いて、何故か太い通し柱の1階部分を切断されてしまった部分に柱を継ぎ足すための基礎部分。
必ず取り除かれてしまった柱の下には、昔の基礎代わりの石が有った筈と推理し、土間を割り
土を掘り出す。
結果、推理通りに大きな石が顔を出す。
観た感じでは「笏谷石」のようで決して硬い石ではなく、どちらかと言うと柔らかい石。
しかし、あえて取り除く必要もなく、土に長年埋もれていたせいで逆に風化もないということで
このまま使わせて頂き、この上に直に基礎を造り柱の荷重をかけることにする。
そんな、今日は掘ってばかりいたような・・・「発掘の日?」。。。