お約束の 週中情報 御送付済みでございます。
開幕ＧⅠから読み取った ２０２０春ＧⅠシステム ３つ。御提示申し上げましたが、特に３つ目。見つけた時、わたくしも仰天致しました。極めて向こう（＝ＪＲＡ演出側）らしい遣り口。手法。
無観客だろうが、学校が休みになろうが、決めたことはやり抜く。
春ＧⅠシリーズがこれを実証してくれる。
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ＪＲＡ発表、今週の
２月２９日（土）～ 以降の競馬、無観客開催 で競馬実施
正式発表されました。「お客様の安全第一」の趣意、明言している。
予期通りで、変わり無し。今日午後の出馬表もこの余波、影響を受けたものになると心得、検討する。
プロ野球のストを思い出すが、観客が帰って来た時、戻ってきた大観衆の前の競馬の感動。
これを楽しみに、しばらくは、競馬場に人の来ない中、ファンと繋がり、ジョッキーらと繋がりあうレースを期待する。
どのような有様になることか。〇〇〇〇 と云う１頭。直ぐ思い浮かぶ。
政府の
新型コロナウィルス感染症対策の基本方針
これに則り、他プロスポーツ分野と足並を揃えなければならないのは致し方無し。
果たして、史上類例を知らぬ 無観客競馬開催 となるのかどうか。バッハの無伴奏チェロソナタなら解かるが。指定席発売は見合わせられた。既に発売のものには場合によっては払い戻しが必要となる、とコメントされている。
無観客で興奮の直線、ジョッキーらの叩き合いを中継で見守ることになるのか。喝采の無いゴールを通り過ぎ、ルメールが１日に何回か無人のスタンドの前、引き揚げてくることになり、勝利ジョッキーインタビューにメディアだけ寄り添い、川田将雅が喜び、達成感と共にレースを語ると云う光景が繰り広げられるのか。ストリップ劇場では投げキッスまで禁止されるのか。
また実施された場合、その期間はどれくらいになるのか。目安を首相は２週程度としているが、その間、この事態はどう打開、収束への道が見えるのか。
正しく前代未聞。ほかに重賞実績も何もない 京都新聞杯２着馬 がダービーを制圧すると云う、去年の「前代未聞」を凌駕する、正しく前代未聞の令和２年春開催を迎えることになるのだろうか。
それどころではない。人命に関わり事実死者も出ている現下の状況。競馬どころではない、当然の処置と云う見方もあるだろうが、馬は人の思い、夢の後押しで走っている。人気で手痛い敗北を演じて見せねばならぬ武豊も、次は自分が皆の夢を背負い、具現する主役・脇役を担うレースが待っているからこそ、毎年毎週のプレッシャーの元、戦っている。
人生の真実は、個人独りでは如何ともし難い現実よりも夢を見る、夢を追うことにある、と云う生き様は幾多のオーナー、ブリーダーが身を以てファン、世間の前に晒し、奮闘を続けている。夢の果てには何が有ろうと、日々夢を追う姿勢が人を感動させ、人を同じく夢に立ち向かわせる。
ノムさん御逝去後、放映された生前の特集番組。暇を得て今週続けて観る機会があったが、あれだけの実績、達成を実現した監督最晩年時代の闘将、知将とて、「駄目なことばかりの現実。自分の力足らずで敗北ばかりの日々。そこでの苦闘、飽くまでどうしたらよいのかの追究」で生涯を歩み続けられた、独りの高齢者の様。大レースを制した勝ち馬が馬装を解かれ、１頭の馬に帰り、厩舎に引き上げていく様に似て、野村さんもひとりのぼやきのおっさんに帰り、しばしばかみさんに虐げられながらも面倒を見られ、野球「道」を追求し、野球を通し社会に範を示す戦法、用兵、人育て、チームと個人の立て直し、自己のモチベーションの維持、ファンへのアピール、メディア向けの言葉の研ぎなど、全人的活躍だった。通常の経営者、いや一個の勤め人一商家の主人と変わるところ無し。だからこそ、世間に晒される業界の立場ある人間として注目され、親しまれ、喜ばせ続けた。敗北にも味があるからこそ、ぼやきが楽しかった。
わたくしも及ばずながら、こんなおっさんになりたいものである。
「去年、１年で３勝しかし勝ててない若手ジョッキーが、なんで初騎乗のＧⅠで２着に来るのか。
ファンは誰も買ってない訳ですよ。誰も期待してなかった訳でしょ。これだけのメンバーが揃う、チャンピオン決定戦でしょ、ＧⅠてのは。ねえ。」
「振り返ると去年のその３勝は全部 ワンダーの馬 で勝ってるんですよ。データはちゃんとそう言ってんですよ、あの 長岡って云う、私も散々使いましたけどね、レコード針の会社と同じ名前ですよ。その ナガオカ がですよ。ワンダーの馬と同居した時、あの先週、何故買えなかったのかと。闘争心を以てぶつかり、負けた時に頭で考える。この繰り返しが無いとね、プロとして成長しない訳ですよ。」
「また今週、観客がいない舞台としてもですよ。競馬は続いていく訳ですよ。では、先週を見ても、なんで３月号であんな特集をして ８枠のケイティ を予告しているのか。勝負事にはですね、敗因と云うものが必ずあり、要するに成長する機会でしょ。これを踏まえると、今週は・・・」
ボヤキ続きは今日御送付 週中情報 にて。
既に今朝時点で１万字を超える週中の内容を書き上げているが、今日午後の頭数、メンバー確定後、検討を加え、先週の今季初ＧⅠ フェブラリー で一気に展望の開けたシーズンＧⅠのシステム分析も含め、週中情報を御送付申し上げる。
わたくしは自慢じゃないが、今年正月明け以来、日曜メイン重賞で負けっ放しで終えたのは先週ＧⅠが初。今週も３月１日 阪急杯 中山記念 とも不的中、儲け無しで終わるとは到底考えられない。
３月号『優駿』の特集サインが素晴らしく、９頭立てともなると 中山記念 テーマ明瞭で、枠順を見ればほぼはっきりすると思われるし、阪急杯 だが、去年も １１番人気 スマートオーディン を教えた ２１年連続の連動 これが容易に覆されるとも思えず、無観客だろうと、リハーサル競馬の様なライヴになろうと、自信を以て臨む現時点である。
実は近所の梅が見事で、人の世、人の思惑が停滞、阻喪しても、自然が、華や野鳥や春一番が前進を唆す。前へ押してくれる。
もうここ数年、数十年。マスクを買ったことも無く、先週 京都牝馬 も何故、ビハインドザマスク の勝利したレースが ２着だった８枠 ダイヤモンドビコー の枠だけしか反映しないのかと訝しく思ったが、向こう＝ＪＲＡ演出側は断固、根幹競走を組織的意思で断行し、歩みをやめない。もうダービー当初の脚本より、先週申し上げたあの 〇〇年 の焼き直し。絶対間違い無い。
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春ＧⅠ仰天のわたくしの仮説。じっくりお読み頂き、ここしばらく黙々と負け役を演じている 武豊 川田将雅 わたくしも サンクチュエール 前哨戦のモズアスコット ステイフーリッシュ など人気のない方の ルメール で勝ち続けてきた今年。先週は ルメ１番人気 だったが、これは一時のこと。ルメ１番人気派に飴玉をしゃぶらせられている合間に、最重要根幹レース、勝ち時のメインが読めればそれでよし。
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