本日は夏らしく、『下駄の日』だそうです。
昔は下駄の寸法に7寸というのがよく使われていたことと、下駄で歩いた後が二二に見えることを合わせて、全国木製はきもの業組合連合会が7月22日を『下駄の日』と定めました。
昔は、男性の下駄は7寸7分(約23cm)、女性の下駄は7寸2分(約22cm)と決まっていたようです。
...ちっちゃ!?!? いや、尺貫法の変換が間違ってたらアレなんですけども...。
私は身長は普通なんですが、何故か足がデカくて、靴は基本的に25cm以上のものから見ます。それ以下はまず入りません。ちなみに弟はスポーツをやってたせいか背が高くて足もデカくて、弟の靴1足で玄関半分が埋まったといっても過言ではなかったです。だから呼び名は「ドナルドの靴」でした。
今年は新型コロナの影響があるかもしれませんが、夏といえば浴衣のこの時期、下駄を履く機会も増えます。そこで、日本の伝統的な履物である下駄の良さを見直して、より親しんでもらおうという趣旨の日です。
道路がアスファルトで舗装されていない昔は、雨が降れば道はぬかるんで草履が埋まってしまったこともあったそうです。その点、高さのある下駄はぬかるみに埋まりにくかったので、重宝されたとか。
ちなみに、天狗を自称する『刀剣乱舞-ONLINE-』の今剣というキャラクターが履いているのは一本歯の下駄です。
一本歯の下駄は元々、山道用の下駄で僧侶や修験者が使っていたものなんだそうです。山の中で生活・修行している彼らが由来となり、山にいる天狗の履き物となったらしいです。今では体幹を鍛えて姿勢をよくしたりバランス感覚を鍛えたりする道具として注目されているようですけれども。
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