季節はずれのインテルメッツォ(続)

音楽、文学、絵画、スポーツ、シェパード等々についての雑記帖。

直前予想

2018年06月19日 | スポーツ
後出しジャンケンは潔くないから今のうちに言っておこう。つまりワールドカップでの日本代表について。

僕は前回辺りから失望したままなのであるが、それでも出るからには勝ってもらいたいのだ。

しかし遺憾せん日本代表は弱い。その上で戦わざるを得ない。それは仕方ないではないか。今回の大会でもはるかに格下のチームが自分達の力量に見合った戦術をとって大善戦や番狂わせを演じている。

ところが日本代表監督のコメントを先ほど見てため息がでた。

格下として守備を固めて隙あらばカウンターを狙う、そんなことはしないと言うのだ。キャプテンも同様なのである。堂々と渡り合うとかを主張する。

こういうのはポジティブシンキングとは言わない。単なるきれいごと、若しくは建前論という。

負けた場合でも自分達を信じてやったのだが力及ばなかったと言えば済む。それが慰めになっているかのような印象すらある。

勝負だから勝つことがないとは言わない。しかし現実に立脚した戦いを無視し単なる希望を並べることがポジティブシンキングだとする弱さがあるならばこれ以上強くなることはないと僕は思う。

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