[伝道者の書 1:3,4,5,6,7,8,9,10,11] 日の下でどんなに労苦しても、 それが人に何の益になるだろうか。 一つの世代が去り、次の世代が来る。 しかし、地はいつまでも変わらない。 日は昇り、日は沈む。 そしてまた、元の昇るところへと急ぐ。 風は南に吹き、巡って北に吹く。 巡り巡って風は吹く。 しかし、その巡る道に風は帰る。 川はみな海に流れ込むが、 海は満ちることがない。 川は流れる場所に、 また帰って行く。 すべてのことは物憂く、 人は語ることさえできない。 目は見て満足することがなく、 耳も聞いて満ち足りることがない。 昔あったものは、これからもあり、 かつて起こったことは、これからも起こる。 日の下には新しいものは一つもない。 「これを見よ。これは新しい」 と言われるものがあっても、 それは、私たちよりはるか前の時代に すでにあったものだ。 前にあったことは記憶に残っていない。 これから後に起こることも、 さらに後の時代の人々には 記憶されないだろう。 聖書 新改訳2017©2017新日本聖書刊行会 許諾番号4–2–3号 [ホームページ] https://graceandmercy.or.jp/app
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