七夕ですね。しかも雨。
この雨は天女の織姫が流した涙といわれています。
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牛飼いが美しい天女の羽衣を隠して天に戻れなくしてしまい、妻にしました。
子どもが二人出来て幸せに暮らしていた親子4人でしたが、それを知って、怒った中国の神話の女神さまが織姫を天に戻し、親子の仲を引き裂いてしまいました。
お互いに会いたくってたまりませんでした。
亡くなった牛の知恵で皮を羽にして父と子は天に向かいました。
しかし、浅かった天の川に女神が線をくるくる引いただけで大水になってしまい三人は抱き合って泣きました。
そのうち、三人は持ってきた柄杓で川の水を必死に汲み上げました。
その様子をみて可哀想と思った女神が一年に一日、七月七日にだけカササギが架ける橋を渡って会うことを許しました。♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪
それなのに…、今日は雨…。だから、織姫は涙を流したのです。
悲しいお話ですが日本でも短冊に願いを書いて笹につるします。
私も小さい時には近所の友達や母親と早朝から野原を駆け巡って、葉っぱにきらりと光る朝露をコップにためて、墨を磨って筆で願いを書きました。
毎年この時期になると書かずには居られません。おばあちゃんが野菜で器用に動物を作ってくれました。お母さんが和紙で着物を切ってくれました。思い出がいっぱいあります。
先程行われた『留学生から見た韓国』でNNさんが報告してくださっていますが、その時にも、参加者に短冊に一筆書いていただきました。
一部ご紹介しますね。
◆黄色い短冊:楽しかったです。ありがとうございました。元気に健康で楽しくハッピーに生きられますように。
◆水色の短冊:自分に正直に興味ある韓国に一人で留学してとてもうらやましいなあと思いました。観光に行っていっぱい食べたいな。
◆橙色の短冊:日本から出てみたいと思ったことがないけど、体験談はいろいろ刺激があり楽しいです。E表現の皆さんでもしツアーを組む時には行こうかな。
◆桃色の短冊:今日の2時間半で韓国の大ファンになりました。絶対に行ってみたくなりました。(笑)みんなが毎日きらきら過ごせます様に。
◆黄色の短冊:今年中に韓国に行くぞ! エステして、おいしい食べ物をゲストの○子さんをたよりに・・・。まだまだ勉強です。
◆桃色の短冊:人生を楽しんでいるのがステキ。まだ可能性がたくさんある。
◆水色の短冊:韓国がまたもっと身近になりましたが、文字の難しさや生活しているご様子や人間付き合いの難しさに日本人とはかなりの距離感があって、近いが遠いと思いました。アジア共同体でお互いにもっともっと近くになるように願っています。
♪♪ 七夕祈 天に居ませり 逢瀬願 ♪♪
★☆★☆♪♪♪★☆★元気に楽しくE表現★☆★☆♪♪♪★☆★
なみき
娘がささやかな七夕飾りを見て、笑ってくれました。
一緒に願い事を書いていると、
「七夕っていいね」
お互いに何を願ったのか気にしつつ、
そういう素敵な時間がいいんだなあと思いました。