類友とはよく言ったものだ。
どうしても行ってみたいお店があると誘われて、「うなぎのなんけ」に突撃した。
鰻屋なら他にもあるが・・と、とりあえずは言ってみたのだが、「うなぎのなんけ」が気になるという。
私も気になるお店は絶対に行ってみたいので、気持ちはわかる。
言い出したら聞かないのも似ているかもしれない。
予約をしていたので、待たずに座敷に座れました。
入り口からは想像できませんが、中は満席です。
もちろんコロナ対策万全で、ゆったりとしたテーブル配置の安心できるお店です。
もうわかっているでしょうが、「なんけ」は鰻屋さんです。
うな丼とうな重、あとは鰻巻きや鰻ざくなどのおつまみが数点あるだけのメニューでした。
白焼きはありません。
鰻は好きだが1本以上は食べきれないかもしれないと心配する同行者に、
多すぎる場合は、私が助けてあげるからと出来もしないことを言って(笑)一番贅沢な「極」を勧めました。
一番豪華版でも3350円って、お安くないですか?
私?私はもちろん「中のご飯少なめ」です。
注文を終わって鰻を待ちます。
もちろん安全のために会話は少なめですが、この店が気になった理由を語ってもらいました。
うなぎの「なんけ」は、宮崎産の鰻を使っていること、タレが濃いこと、ご飯が美味しいことの3点が気になる理由だというのです。
宮崎産ということは、青うなぎでしょうか。
そんな話を聞きながら、香ばしい匂いでかなりお腹が空いてきました。
そわそわし始めた頃にうな重の到着です。
中も極みも、小鉢(冷奴)、香の物、肝吸いが付いています。
これは「極」のお重です。
あれ?よく見ると・・・
お重から何かがはみ出ています。
ここ、鰻の尻尾が出ていますよ(笑)
これにはぷっと吹き出してしまいました。
お重の蓋を取れば、ほらこの通り、タレがたっぷりでツヤツヤの鰻が隙間なく並んでいました。
この「極」を注文した同行者の顔がニヤついています。
私の「中」重は、鰻4切れで上品にまとまっていました。
近寄って撮ってみましょう。
力強い鰻です。
噛みごたえも申し分なく、甘いの強い鰻でした。
このお店の周辺は有名なお米の産地ですから、噂通り美味しいご飯でした。
思いがけず12月の鰻になりました。
夏より冬のほうが脂が乗っていますから、鰻好きにはたまらない季節です。
たまには自分で決めず、ついて行くのもよいものですね。
うなぎ なんけ お店のHPはこちらです
住所:松阪市豊原町300-5
営業時間:10:30~14:00、16:30~20:00
定休日:火曜日
今年も残りわずかとなりました。
たいへんな一年でしたね。
来年もしばらく自粛が続きますが、皆様にはお健やかに過ごされんことを!
私はまだまだ美味しいものを食べ歩きたいので、なんとしても生き残ろうと思います。
気の向くまま、自分のペースで不定期な更新となっていますが、
暖かく見守っていただけると嬉しいです。
はみ出す天丼を食べたら、是非写真見せて下さい。
いつかはみ出すウナギ、食べに行きましょうね!
よいお年を!