この包装紙を見るとついときめいてしまう!誰しもそんなスイーツがあると思うのですよ。
通販はやってないので、実際に店舗に行かないと入手できない最中です。
私もまれに空也さんの前を通りますが、自分のために買うことは滅多にありません。
数に限りがあるので入手できない時もあり、そういう状況は大変申し訳ないのですが今のスタイルを守り通したいと箱の中に添えられた販売元のメッセージを読んでうんうんとうなづいてしまいました。
大量生産せずに作れる分だけ作って売り切るという方針で全然OKです。
だからこそ手にして嬉しいですしね。
期待を持って丁寧に箱を開けて見ました。10個入りです。
お日持ちは1週間です。
熱いほうじ茶を入れて、お皿に取り出した最中をまずは全景をみてからゆっくりといただきました。
粒あんはかなりしっかりと甘く、水飴がかなりたっぷり入っている様子。
1個で脳が納得する甘さです。
甘さ控えめのスイーツが横行していますが、しっかり甘いのもかなり好きです。
ただ、記憶にある味より少し濃いような気がしました。
まぁそれはともかく、私のために注文の電話をして取りに行ってくれたという(さらに届けてくれた)気持ちが有り難くて丁寧に食べたいと思います。
空也の最中というと思い出すことがあります。
銀座の小さなスナックに年に何度が遊びに行っていた頃、ママさんが時折銀座のお持たせ情報をそっと教えてくれるのです。
ある日は、空也の電話番号のメモを握らせてくれたり、とても小さな和菓子屋さんの場所を教えてくれたり、銀座から佃島までちょっとしたお店情報です。それが知る人ぞ知る名店だったり銘菓だったりするのです。
銀座の生き字引みたいな方でした。
もうとっくに店を畳んで引退されたけどお元気なのかなと思い出すことがあります。
お店がないのでもう会うことがないのですが、こうやって私の記憶の中で元気に笑っているママさんたちが居るということでよしとしていただきましょう!
次回の上京時には自分で買いに行こうかな。
一度いただいてみたいなって思っていました!
本日、最後の一個を食べました。
家族で取り合うのですぐになくなっちゃうんですよ!
久しぶりにいただいて、とっても美味しかったです。
上京時は事前に電話予約で買ってくださいまし。