湿度100%に近い世界です。
茗荷が顔を覗かせていました。
採れそうで採れないプラム
雨が降る前に菜園の草引きをしている。
少しばかり手抜きをしていると草は勢いを増し正直なものである。
都会に住む長姉が暇を嘆いていた。都市近郊の一軒家に住んでいたが
車の小さな自損事故を起したのを切っ掛けに長姉夫婦が免許を返納した。
娘の近くの高層マンションに引っ越して幼かった孫娘の面倒を見ていたが
孫に手の掛からなくなった今張り合いを失ってしまったのか
この頃物忘れが酷くなったと訴える。
目の手術をしてからと言う物読むことから遠ざかり 今散歩と共に一日五番の詰め将棋が楽しみという。
一軒家に住んでいた頃野菜作りを楽しみにしていたけれど今はマンションに住み
土と触れ合う機会が無くなった。
そんなことを思いながら草と格闘し思いのまま暮らせる海辺の町の暮らし
病院通いに買い物と不便を数えればキリが無いけれど手立てを怠らなければ何とかなる。
ストレスの無い生活は病院を遠ざけ海気浴は心身の健康を取り戻す。
風通しの良くなった菜園を眺めながら満更でも無い暮らし方
太陽がでた後に起きて眠たくなったときに床に入る 人間は原始に戻ろうとしているのかも知れない。