e411y(回顧録)

e411yの旅でのことを書き残しておきたいと思います。

サント・ビクトワール山

2010年08月24日 | フランス
あの南仏プロバンス一日バス旅行の日、最終見学地のエクス・アン・プロバンスからマルセイユに戻るバスの車内から、夕日に赤く輝く山が見えた。

思わず“アッ!あの山!”って声が出てしまった。

その山は有名な画家の絵によく描かれていた山だった。

描いた画家は多分・・・。

これが絵の知識の少ない証拠。

その山はおそらく白い岩石で出来た山だから、石灰岩質の山なのだろう。

塩酸をかけると二酸化炭素が発生する。

「写真;セザンヌのアトリエ」



化石を含む可能性が大きい。(昔、滋賀県彦根の山中にアンモナイトを探しに行き、石灰岩を手が痛くなるまでハンマーで叩いたけれどフズリナしか分からなかった。ウミユリが含まれてても私には分からなかった。)

この山はおそらく、大昔の地中海の海底に堆積したものが隆起して現在山となっている。

これは大陸移動によって地中海が狭められた結果である。

こんなことを言っても、どこにも絵心がない・・・。

どうしてすぐにセザンヌが出てこないのだ!

今は彼のアトリエを見学した帰りではないか・・・。

夢中でカメラに収めようとしたが、木にそして建物に邪魔をされ最後は道路の防音壁と夕闇が山を消してしまった・・・。


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