海外のレンタルバイクは大抵の場合、ハードパニアケースとトップケースが装備できるようになっています。国によって、ショップによって、これらが追加料金扱いになる場合もあれば、レンタル料に含まれる場合もあります。
最近は現地での盗難対策と雨対策を考えてこれらのケース類を利用される方がほとんどです。そのため、容量についての質問をよく受けます。
大抵の車種で、再度パニアケースは片側40リットル前後、トップケースは50リットル程度の容量がありますから、すべて装備すると130リットル程度の容量があることになります。
130リットルという容量について考えてみましょう。
私は山岳部に属していた時に5日間だったかと思いますが、北アルプスを3人のパーティで縦走したことがあります。テント、寝袋はもちろん5日分の食料、クッカー、灯油ストーブ、燃料、ザイル、ハーネスやカラビナ類、非常用のツェルトやクッカーなどを分担して持つわけですが、その装備は私の使っていたMountain Daxのバルトロ、80リットルのバックパックに充分収まりました。
海外ツーリングにはザイルも5日分の食料も非常用のツェルトもいらないですから、普通に考えたら130リットルは絶対必要ありません。逆に、日本から現地まで130リットルの荷物をどうやって運ぶか、あるいは自宅から空港までその荷物をどうやって運ぶかの方が大きな課題になると思います。
実はこの巨大なパニアケースやトップケースがレンタルバイクに装備されているのは、欧米人ライダーなりの理由があって、その理由は多くの場合日本人ライダーには当てはまりません。
海外を走ったライダーなら多くの方が気が付くと思いますが欧米のライダーはほとんどがカップルでタンデムでツーリングしています。つまり、サイドパニアケース両側+トップケース+(タンクバッグ)という組み合わせの容量は2人分の荷物を積むために考えられた装備なのです。
私がヨーロッパで会ったライダーはソロの場合はパニアケースだけ使っている人や、大型のタンクバッグだけにして機動性重視のライダーなどなど、皆自分なりのスタイルを持っていました。ただ、本質的にバックパッカーも同じで彼らはそれでも荷物が”多い”とも感じましたが....。
私は6か月にわたってバイクで旅していましたし、一時はスペアタイヤも積んでいましたが、それですら彼らよりは荷物が少なかったですし、バイクもそんなに荷物が詰める車両ではありませんでしたから。
荷物の量は人によっていろいろですから一概には言えませんが、間違いなく言えるのは荷物を積めば積むほどバイクの魅力である高い機動性を確実に犠牲にしていきます。そして実はパンクを含めてトラブルの可能性も高まります。私のイメージとしては多分、私ならパニアケース片側だけでもガラガラになるでしょう....スーパーカブで旅するタイ北部では添乗用のファーストエイドキットや牽引用のロープを持っていても20リットルのバックパック1個に収まりますから...。パニアケース両側で80リットルは多分ソロツーリングなら余裕で荷物を収められるでしょうし、トップケースだけの50リットルでもよいと思います。
ソロツーリングでいつもそれ以上に荷物を積んでいる人は、海外に出るときは一度中身を見直してみるのが良いかと思います。130リットルの荷物にヘルメットやブーツを持っていくと、多分、飛行機の受託手荷物で追加料金を請求されるかと思います。
せっかくの海外ツーリングですから、荷物の重さに翻弄されるのではなくて、素晴らしいロケーションで気持ちよくライディングを楽しんでいただきたいものです。
最近は現地での盗難対策と雨対策を考えてこれらのケース類を利用される方がほとんどです。そのため、容量についての質問をよく受けます。
大抵の車種で、再度パニアケースは片側40リットル前後、トップケースは50リットル程度の容量がありますから、すべて装備すると130リットル程度の容量があることになります。
130リットルという容量について考えてみましょう。
私は山岳部に属していた時に5日間だったかと思いますが、北アルプスを3人のパーティで縦走したことがあります。テント、寝袋はもちろん5日分の食料、クッカー、灯油ストーブ、燃料、ザイル、ハーネスやカラビナ類、非常用のツェルトやクッカーなどを分担して持つわけですが、その装備は私の使っていたMountain Daxのバルトロ、80リットルのバックパックに充分収まりました。
海外ツーリングにはザイルも5日分の食料も非常用のツェルトもいらないですから、普通に考えたら130リットルは絶対必要ありません。逆に、日本から現地まで130リットルの荷物をどうやって運ぶか、あるいは自宅から空港までその荷物をどうやって運ぶかの方が大きな課題になると思います。
実はこの巨大なパニアケースやトップケースがレンタルバイクに装備されているのは、欧米人ライダーなりの理由があって、その理由は多くの場合日本人ライダーには当てはまりません。
海外を走ったライダーなら多くの方が気が付くと思いますが欧米のライダーはほとんどがカップルでタンデムでツーリングしています。つまり、サイドパニアケース両側+トップケース+(タンクバッグ)という組み合わせの容量は2人分の荷物を積むために考えられた装備なのです。
私がヨーロッパで会ったライダーはソロの場合はパニアケースだけ使っている人や、大型のタンクバッグだけにして機動性重視のライダーなどなど、皆自分なりのスタイルを持っていました。ただ、本質的にバックパッカーも同じで彼らはそれでも荷物が”多い”とも感じましたが....。
私は6か月にわたってバイクで旅していましたし、一時はスペアタイヤも積んでいましたが、それですら彼らよりは荷物が少なかったですし、バイクもそんなに荷物が詰める車両ではありませんでしたから。
荷物の量は人によっていろいろですから一概には言えませんが、間違いなく言えるのは荷物を積めば積むほどバイクの魅力である高い機動性を確実に犠牲にしていきます。そして実はパンクを含めてトラブルの可能性も高まります。私のイメージとしては多分、私ならパニアケース片側だけでもガラガラになるでしょう....スーパーカブで旅するタイ北部では添乗用のファーストエイドキットや牽引用のロープを持っていても20リットルのバックパック1個に収まりますから...。パニアケース両側で80リットルは多分ソロツーリングなら余裕で荷物を収められるでしょうし、トップケースだけの50リットルでもよいと思います。
ソロツーリングでいつもそれ以上に荷物を積んでいる人は、海外に出るときは一度中身を見直してみるのが良いかと思います。130リットルの荷物にヘルメットやブーツを持っていくと、多分、飛行機の受託手荷物で追加料金を請求されるかと思います。
せっかくの海外ツーリングですから、荷物の重さに翻弄されるのではなくて、素晴らしいロケーションで気持ちよくライディングを楽しんでいただきたいものです。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます