旅のウンチク

旅行会社の人間が描く、旅するうえでの役に立つ知識や役に立たない知識など。

第4回スーパーカブでタイ第3日=友人達はどこへ?

2010年02月17日 | 旅の風景
今回ご参加の皆さんの特徴は皆さん早起きであること。朝、コーヒーを飲みがてら散歩に出たのですが、早すぎて店が開いておらず帰ってきてみると、ゲストハウスの隣の店が開店中。コーヒーを買って表のテーブルで飲んでいたら、同じゲストハウスに泊まっていた欧米人の女性旅行者達がやってきて、身振りで"チェックアウトするよ!"と。私が英語で、"我々もここに泊まってるんだよ。"と言うと、一瞬、ムッとした表情、次に"理解不能!"という表情、そして最後に"あ!!!判った"という表情を見せたあと、"Oh!! Sorry!!"と。

せっかくなので、
”よく見てよ。我々日本人。あなた方にはアジア人は見分けつかないの?"
と調子に乗って追い討ちをかけてみる。

この宿に今、居るのはすっかり荷造りを終えて、チェックアウトに備えている彼女達と、ゆったりコーヒーを飲んでいる我々だけ。スタッフは誰もいません。コーヒーを飲み終えて我々もチェックアウトしに来てみたのですが、まだ誰も現れません。我々は急いでいませんが、彼女達は少し苛立っているようだったので、"急いでいるなら、私が鍵を預かっておいてあげようか?"と聞いてみたのですが、別に急いでいるわけではないとの事だったので、しばらく皆で待ちぼうけ。

そんな無駄な時間を過ごしていても、結局9時にはバイクを受け取って、朝食を済ませていよいよツーリングがスタートです。バイクを受け取ってチェンマイの交通に少し強引に合流するのが、この旅で最もライディングテクニックを要するところですが、問題なく合流に成功。私にとっての次の問題はこの町から出る道を間違えない事ですが、これにも無事成功。至って順調に118号線へ。いつもと同じようにホットスプリングスにゆっくり立ち寄った後、メカチャンの食堂で昼食です。第1回以来、往路と復路の両方で立ち寄る事が恒例となったこの食堂、ご主人は向かいのバイクショップで働いていて、我々が立ち寄ると夫婦で歓迎してくれるのですが、今回はご主人が不在奥さんだけでしたが、いつもどおり歓迎してくれました。

食事を済ませてしばらく休憩した後出発。

"もう少し走ればメスワイに着くな。そのあたりで給油しようか"と考えていたところへ、後続車が追いついてきて、何か合図を送っています。スロットルを絞って、"どうしました?"と尋ねると、"眠くて!"と。

ちょうど良いので最初に通りかかったガソリンスタンドで給油して、目覚ましのコーヒータイムとなりました。

タイではインスタントコーヒーに練乳を入れた"カフェ ローン"が一般的だったのですが、近年、レギュラーコーヒーを出す店が増えて、このガソリンスタンドにも"AMAZON COFFEE"というコーヒーショップが併設されていました。

私も少し眠気を覚えていたのですが、このコーヒーと一休みで復活。再びチェンライへの道を進みます。昨年、メカチャンの食堂で勧められてはじめて立ち寄った少し妙なチェンライの新名所、ワットルンクンへ立ち寄った後、チェンライへ。恒例のYa Houseへ立ち寄ってみると、ここのボスは不在。メカチャンの食堂といい、ここのボスといい、どうも今回は友人達が皆不在です。

部屋が少し改装されていて、超キングサイズベッドから、ツインベッドに変更されていました。

バザールを見物した後、ナイトバザールへ食事に行ってみましたがまだ早すぎ。表通りの欧米風のパブで少し時間をつぶした後、ナイトバザールで食事を済ませ、ツーリング1日目は暮れていったのでありました。

動画、作ってみました。http://www.youtube.com/watch?v=Sn4pMfejqW0


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