コタツ評論

あなたが観ない映画 あなたが読まない本 あなたが聴かない音楽 あなたの知らないダイアローグ

大谷15号スリーラン

2021-05-27 01:11:00 | ノンジャンル
教育ママに苦しめられながら昆虫採集をよすがとした養老孟司さんが読めば、きっと嗚咽を漏らしただろう佳話です。生物学者でもあった昭和天皇を思い出しました。

カブトムシの常識、埼玉の小6が覆す 世界的雑誌に論文
https://www.asahi.com/articles/ASP5P5VLDP5MULBJ00G.html

最近、カーペンターズを聴いています。ポップスの古典ですね。でも、デビューの頃から、絵柄として兄貴いらんだろと思っていました。

Carpenters - Hurting Each Other


ボサボサ頭のがさつ男に見えるボリス・ジョンソン首相がシェークスピアの伝記を執筆中だそうで、新コロ下にそんな暇と余力があったのかと問題になっているそう。それにひきかえ菅首相は、なんて考えもよぎりません。

The curious tale about Johnson and the Shakespeare biography
https://www.ft.com/content/3207327d-e941-4a18-a8c7-33966efe8665

これは知りませんでした。誰でも自分なりに気に入ったフレーズを口真似するものですが、ここまでする(できる)のはびっくりです。

Jazz Dispute - "Leap Frog" by Dizzy Gillespie &. Charlie Parker, Lip Sync


お勧め本です。取材記や回顧録はあっても、取材回顧録はなかった。取材対象ヤクザと取材記者溝口敦の距離感が測れます。しかし、それはこの人独自のもので、真似はとうてい無理。喋るな聴け、ということはよく学べます。

『喰うか喰われるか 私の山口組体験』(溝口敦 講談社)
https://www.amazon.co.jp/%E5%96%B0%E3%81%86%E3%81%8B%E5%96%B0%E3%82%8F%E3%82%8C%E3%82%8B%E3%81%8B-%E7%A7%81%E3%81%AE%E5%B1%B1%E5%8F%A3%E7%B5%84%E4%BD%93%E9%A8%93-%E6%BA%9D%E5%8F%A3-%E6%95%A6/dp/4065221048

小津安二郎「秋刀魚の味」で日本語の(音の)美しさを知ったと。ロシア人は世界で一番ロシア語(音)が美しいと思っているはずなのに。テニヲハとピッチやイントネーションが難しいと。日本語ネイティブの私もよく間違えます。

日本語デビュー!美しい日本語は世界一難しい言語だ!


(止め)

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