俄に注目を集めた「日本学術会議」。
まさに国論を二分するかのように賛否両論飛び交っている。
話はややこしくなっているが本当は簡単なこと。
推薦された105人の候補者のうち、なぜ6人が拒否されたか。
その理由を明らかにすれば良いだけなのに、論点をどんどんずらして煙に巻こうとしている。
菅政権が誤魔化そうとするのは、安倍政権の継承者としては正しい。
不誠実さはしっかり前例踏襲していらっしゃる。
こうなると理由は益々明確になるばかり。
政権に批判的な「不穏分子」は排斥するという、肝っ玉の小ささを反映しただけのこと。
政権のみならず、自民党の政治家はもちろん、政権シンパのメディアやコメンテイターたちが虚実ないまぜで、学術会議を叩きまくる。
明らかな間違いを堂々と開陳しネトウヨたちをミスリードしたフジテレビの平井某は、あれ以来テレビ出演を控えさせられているようだが、テレビからこのまま消えても不思議でないくらいの酷いミス。
橋下徹は相変わらず、アジテーターとして大活躍。
三百代言とはよく言ったもので、ああ言えばこう言う、いつの間にか自分の発言を正当化してしまうテクニックは見事。
間違っていても正しいかのように聞こえてしまう。
危険な現代のゲッペルス。
学術会議のあり方を議論するのは良いが、それは任命拒否の理由を明らかにしてからのこと。
そんな簡単なことも出来ずに強引に流れを作ろうとする菅義偉はロクなもんではない。
いまだに支持率が50%越えとは信じられない。
目覚めよ、日本人!
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