自らの生い立ちを語り、「農家出の苦労人」をアピールした菅義偉。
当初から胡散臭さを見抜いていたが、心優しき多くの国民も早急に目覚めることを願う。
そもそも「良い人アピール」の拠り所である出自が怪しい。
「東北の農家」というだけで「貧農」をイメージしたお人好しも多かったようだが、イチゴで大成功した裕福な農家というのが実態で、実家は立派な一戸建て。
しかも父親は町会議員も務めた有力者。
飛んだ食わせ者である。
高い支持率に浮かれたのか「日本学術会議」 の会員選考にまで手を突っ込んだ。
「日本学術会議」なんぞ気にもしていなかったが、お陰で勉強できた。
任命を拒否した理由を言えば済むことを、「総合的、俯瞰的」などと煙に巻く。
6人が「総合的、俯瞰的」でないなら、その理由をこそ言うべきだが、そんなの言えるはずもない。
「個別の人事に関わることはコメントを差し控える」
どいつもこいつも役人が書いた言い逃れを「判で押したよう」に繰り返す。
役所の判子を無くすよりも、政治家のくだらぬ「判子答弁」こそ廃止してほしいね。
前例踏襲がお嫌いなようだが、国民に対する不誠実な対応は、しっかり安倍政権の前例を踏襲している。
会見で「前例踏襲」のくだりで、一瞬言葉が詰まったことを僕は聞き逃していない。
「踏襲」を「ふしゅう」と読み間違えたのは麻生太郎。
多分、国語力は同レベル。
「ふしゅう」は「腐臭」って書くことを教えて差し上げよう。
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