エバ夫婦の山紀行ログ

道産子60代、四季を通じて主に夫婦で登った北海道の山を中心に紀行文を載せています。アウトドア大好き夫婦。

フットパスコースに憩いの場

2022年07月16日 | 定年後の生活
フットパスコースに憩いの場
今日からのビック山行が雨予報で中止になったので、コモンズの活動に参加する事にした。
妻チーヤンもパート先で人出が欲しいと頼まれていたので、休みを返上し仕事に出掛けた。

私が退職してから入会した「苫東環境コモンズ」というNPO法人。毎週土曜日の活動で、雑木
林の利活用を目的とする活動を行っている。もう少しひらたく言うと、鬱蒼とした雑木林をチェ
ンソーで間伐し、切った木は薪にして、間伐した林を生き返らせ誰もが楽しめる育林を作り上げ
る活動を目指す・・と言えば分かるだろうか?

安平町遠浅にある「アイリス公園」に隣接する通称「大島山林」と呼んでいる一角にある大きな
広場を活動の拠点とし、毎週作業に追われている。秋から冬に掛けて間伐が始まり、切った木は
広場に集材する。そして、薪を作り薪棚に積み上げて販売も行っている。間伐された林はただ木
を切るだけ無く、草も刈りフットパスのコースも作り、癒されるほど美しい林に蘇らせることが
目標だが、地道な作業は膨大で手間の掛かる事ばかりである。それでも会員の多くは毎週札幌や
江別、恵庭、苫小牧などから作業場に集まり、いつもの作業を進めている。



今回購入した木製のイスをフットパスのコース上に設置。訪れた方に利用して頂くのが目的。


「憩いの場」となれば良いが、今後イスの下にインターロッキング調でブロックを敷く予定だとか?

今日は、雨も心配されたが幸いにも濡れる程の雨にはならず予定通りの作業が出来たと思う。
上下の写真のイスは、フットパスコース内に置かれたもので、利用する来訪者が一休みする場所
にして欲しいと用意したもの。

フットパスとしての知名度はまだ低い大島山林ではあるが、自分たちが少しずつ手を掛けて作り
出した雑木林だけに、会員も多く歩けるようにという思惑もあるかも知れない。

これはボランティア活動であるものの、趣味となったチェンソーや刈り払い機を存分に起動出来
腕を磨くには持って来いの活動なのだ。もう一つの趣味となったシイタケの原木栽培もこの近く
の雑木林にて許可を得て間伐が出来、薪材はもちろん原木としての伐採も出来るので楽しい。

多くの会員は自宅に薪ストーブがあるので、この活動を通じて技術や知識を学びながら自宅の薪
も確保出来るのだから言う事はないだろう・・・。



「オニノヤガラ (鬼の矢柄) 」


フットパスの入り口付近にも置かれたイスとテーブル・・・

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