褒めてあげよう１０月の山行を・・・

褒めてあげよう１０月の山行を

★　週三連休制が上手く噛み合った月・・・
たまたまかも知れないが、１０月から取り入れた夫婦で週三連休制が好天気と噛み合って月三度の
遠征を成功させた。いずれも未踏１０００ｍ超峰で１０月だけで５座を踏破出来たのは異例とも言
える。登れそうで行けなかった山ばかり、気になっていた未踏峰が登れた１０月は紅葉も楽しめた
し、何と言ってもご褒美の温泉一泊付はこれまでのエバ夫婦に無かった贅沢な山旅でもあった。
そして、北海道の１０００ｍ超峰全４４２座の内３４５座を夫婦で登った事になり、残り９７座の
二桁になった事で「希望の光」が差した気がして嬉しかった・・・と、ひとりごと。

この後、１１月と１２月には挑戦しないと思うので今年の実績は１０座で終わりそうだが、例年悪
天で流れる計画ばかりだった事を考えると、１０座に達した事は褒めてあげたいと自分で言う。

＜今年の１０座＞
01. 利別岳 (1021m)・・・・・・０３．２９
02. 熊ヶ岳 (2210m)・・・・・・０４．２５
03. 石狩岳 (1967m)・・・・・・０８．１０
04. 小泉岳 (2158m)・・・・・・０９．０８
05. 緑岳 (松浦岳) (2020m)・・・０９．０８
06. 残月峰 (1091m)・・・・・・１０．０３
07. 狩場山 (1520m)・・・・・・１０．１２
08. 前　山 (1260m)・・・・・・１０．１２
09. 中千軒岳 (1020m)・・・・・１０．２４
10. 前千軒岳 (1056m)・・・・・１０．２４


中千軒岳(1020m)から望む前千軒岳の雄姿

★　あくまで自己満足の世界・・・
登山の愛好家が１０００人いるとしたら、その楽しみ方も１０００通りあると思う。
例えば、日本百・二百・三百名山、北海道百名山、札幌５０・１００・１５０峰、一等三角点全山、
夏山ガイド全６冊全山制覇、一座に５００回登頂、厳冬期の群別岳登頂、そして北海道全１５９４
山登頂など目標は様々でもそれを楽しみに山を選び消化していく事で満足感を覚えるのも人それぞ
れなのだと思う。また、一人で登るのか、グループで登るのか、誰かに連れて行って貰うのかでも
楽しみ方は違ってくる。
私たちは、夫婦で楽しむ登山が多いが、グループでも時に単独でも山に登る事はある。ただ、誰か
に連れて行って貰う登山は卒業し、自分で選んだ山、ルート、時期も含めて自ら計画する事の楽し
さも登山を楽しむ事と同じだと思っている。

すべてに於いて、何が楽しく何が楽しくないかを決めるのも決めなくてもひとそれぞれなのである。
これで私は良いと思う。自己満足は、他人 (ひと) がどう思おうと良いのだと思うし、登山の世界に
正解の答えは無いと思っている。

ただ、山で死んではならない。
どんな山でも臨んだ山で死ぬことは絶対避けたい。
そのためにどうすれば良いのか、それだけは人任せにしてはいけないと思う。

ただ、それだけである。