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「さか井」さんで一服

道後温泉をあとに瀬戸大橋を渡り岡山で新幹線に乗り換えて京都に着いて、宵々山で賑わう長刀鉾を横目に高倉の「さか井」さんで一服。
 
「遅いからご飯ないけど少しだけつまんでく?」と聞かれ、鯖寿司をひと切れ分けてもらって、鱧の白焼きに舌鼓
 
 
最近置くようになったサッポロ・赤星で美味しくいただきました
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宇多津から、、、瀬戸大橋線へ

松山から岡山経由で京都へ向かう途中の宇多津で「いしづち」を切り離し、先頭になった特急しおかぜ14号の運転台の後ろに陣取って、「サンライズ瀬戸」では前方が見られなかった瀬戸大橋線へ 


天気がいま一つだったのが残念、、、


本州側の児島から先はトンネル区間で前方の視界確保のためブラインドを下ろされたので、かぶりつきはここまで
岡山からは新幹線で京都に向かいます。

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道後温泉をあとにしおかぜ14号で移動

道後温泉をあとに、松山10時21分発のしおかぜ14号で移動。前にも書きましたが、旅のお供は松山名物「醤油めし」


見た目は地味ですが、結構おいしい

元々JR四国の企画商品で松山から高松までの乗車券・特急券はついていたので、途中の宇多津から先の本四備讃線(ほんしびさんせん)から京都までの乗車券を別途購入

途中の波止浜付近からは「来島海峡大橋」

さらに進むと本来なら右手に四国最高峰の石鎚山が眺められる「伊予西条」には「四国鉄道文化館」があって、ホームに隣接する「北館」には0系新幹線やかつて四国で活躍したDF50、線路を挟んだ「南館」には手前にレンガ造の建物があって全体が見えないのが残念ですが「フリーゲージトレイン」も垣間見えました。

「新幹線の生みの親」十河元国鉄総裁の記念館もある「鉄道のまち」です。

予讃線と高知へと続く土讃線の起点「多度津」は、四国鉄道発祥の地とも呼ばれ、かつて四国を駆け抜けた8620形(58685号)が静態保存されていますが、錆が目立って保存状態は良くなかったのが残念

特急しおかぜ14号は次の宇多津で高松行のいしづちと切り離され、瀬戸大橋線へと進んでいきます。

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松山の朝は、、、鯛茶漬け

伊佐爾波神社(いさにわじんじゃ)から少し下った高台の宿からの松山市中心部。

年のせいか5時半には目が覚めてしまったと雨が小降りだったので、国宝の二王門がある札所51番の石手寺まで散歩。途中に山頭火や虚子の碑があるのは「文学のまち松山」らしくていいですね



宿に戻って朝ごはん。公立学校共済のチープな宿ですので朝ご飯は和洋のブッフェ形式ですが、松山らしく「鯛茶漬け」がいただけたのは嬉しかったな

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道後温泉で、、、宇和島鯛めし

松山駅から伊予鉄の路面電車で道後温泉に戻って、本館近くの「福福亭」で夕ご飯


予め食べログなどで調べることも少なくないですが、ここは温泉街を歩いているとき「オコゼ」の貼紙があったので飛び込みで入ったお店です
結構なお年のご夫婦で営む小さな居酒屋。女将さんに尋ねたらオコゼは品切れで鱧ならある由。「鱧は京都に行ってからも食べるけどな…」と思いながら、「鱧の落とし」と「じゃこカツ」で一杯やって

〆にいただいたのが宇和島風の「鯛めし」
普通「鯛めし」というと尾頭付きの鯛を土鍋で炊き込んだものが多いのですが、宇和島風鯛めしは、生玉子を混ぜた特製のタレで漬けにした鯛の刺身をご飯にのせてかっ込む伊予水軍が食べていた漁師めし 

宇和海にある日振島を根拠地にしていた伊予水軍。水軍の仲間が船上で魚をつまみに茶碗酒で酒盛りをしていました。その酒が残った茶碗にご飯をつぎ、醤油と刺身を混ぜ合わせて食べたのが「宇和島鯛めし」のはじまりと言われています。新鮮な鯛を使って素材の良さが活かされた漁師めし。「日振島(ひぶりじま)」がなまって「ひゅうが飯」と呼ばれていたとか。
※この項「いよ観ネット」から

鯛めしでお腹も一杯になったので、道後温泉本館の前を通って伊佐爾波神社(いさにわじんじゃ)の先の宿に戻ります。

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伊予灘ものがたり/道後編 その2

八幡浜から乗った「伊予灘ものがたり」の続きです。肱川に沿って走る予讃線の車窓から我が国最古の現役の道路可動橋を眺めてしばらく走ると伊予灘を望む絶景の駅「下灘」に到着。

天候が良ければ夕日に映える海をバックに出来たのが、ちょっぴり残念ですが、またの機会に訪れることにして、動き出した列車で伊予柑の紅茶で一服。

最後の写真は終点・松山駅の一つ手前の「市坪」駅。

2000年に「坊っちゃんスタジアム」が出来た際、駅に「の・ボ-ル」の愛称がついたそうで、これは野球好きだった正岡子規の幼名が「升(のぼる)」だったことから、雅号を「野球」と書いて「のぼーる」と読ませたことにちなむものだそうです。

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伊予灘ものがたり/道後編 その1

八幡浜から「伊予灘ものがたり/道後編」に乗車。
2014年から21年までキハ47を改造した車輌が使われていましたが、老朽化のため運休していましたが、2022年4月からキハ185系3両編成にアップグレードして再開!

手洗いも砥部焼

おしぼりにも列車の意匠

今回乗った「道後編」は八幡浜を16時過ぎに発車し、宇和海の夕日を眺めながら軽食をいただく…という予定ですが、生憎の雨で景色はお預け

次は伊予長浜駅の近くの肱川に架かる通称・赤橋の「長浜大橋」。

我が国最古の現役の道路可動橋(バスキュール式鉄鋼開閉橋)は、1935年の完成ですでに90年近く使われていて、国の重要文化財に指定されています
https://www.city.ozu.ehime.jp/bunkazaitanbou/nagahamaohashi_jp.html

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八幡浜に到着

「道後温泉本館」でひと風呂浴びて「坊っちゃん列車」を撮ったりして、JR松山から宇和海17号で「伊予灘ものがたり/道後編」のスタート八幡浜へ、、、
宇和島方から入ってきたN2000系気動車は、急勾配・急カーブに対応するためJR四国のディーゼルカーでは初めて振り子式台車を採用した2000系特急気動車の改良型。

最高速度130km/hを目的にパワーアップした他、JR四国としては初めて洋式トイレの採用など随所に改良は見られますが座席への電源やWi-fi設備などは未設置。また男性用小便器を使う際にはもともとカーブがキツイせいか振り子装置の影響かは分かりませんが結構揺れが激しく、せっかく洋式トイレも用意されているので(女性のお客が少ないときは)腰かけた方が無難だったかもしれませんね 

列車を待っていた時に岡山から到着した特急しおかぜ/いしづち9号は、やなせたかし氏の父母の郷里が高知県にあるご縁でアンパンマンがラッピングされていて、小さな子どもたちに絶大な人気とか!

内子線経由で、伊予大洲(いよおおず)でキハ32と列車交換

キハ32は1987年(昭和62年)4月の国鉄分割民営化を前に、経営基盤が脆弱になると見込まれた北海道・九州・四国の3島の新会社向けに旧国鉄が設計した気動車群の1つ。ローカル線向けの設計で車長も国鉄の標準が20mなのに対し16mと短く、車幅も2.7mと軌道への負担が少なくなっているのが特徴。

時折り土砂降りの雨の中、山の中を抜ける内子線経由で八幡浜駅に到着  ///

北の瀬戸内海と南の宇和海とを隔てる佐多岬の根元に位置する八幡浜は昔から海上交通の要衝で、本場中国の食文化が海を渡って伝わり、地元の食文化との融合の中で生まれたと言われ、現存する最も古い提供店は、昭和23年の創業とか。同市の「八幡浜ちゃんぽんMap」には31店舗が登録されていて、食指が動かない訳ではありませんでしたが、小一時間後には「伊予灘ものがたり」の美味しいブッフェが控えているのでちゃんぽんは次の機会に取っておくことにしました

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「坊っちゃん列車」

松山と言えば、なんと言っても「道後温泉」や「松山城」に並んで、漱石の『坊つちやん』に「マッチ箱のような汽車」として登場する軽便鉄道時代の伊予鉄道の蒸気機関車=坊っちゃん列車が有名ですが、7月14日、「伊予灘ものがたり」に向かう前にたまたま道後温泉駅で入線してきた「坊っちゃん列車」をパチリ!

初代の坊っちゃん列車は、1888年(明治21年)に軌間762mmのナローゲージでしたが、1931年(昭和6年)に今の1067mmに改軌、戦後の混乱期なども影響もあって1960年にすべて廃車となって、いったんは幕を閉じましたが、松山の観光のシンボルとして2001年(平成13年)に復活。
関係者間でも蒸気機関車として本格的な復元を望む意見もあったそうですが、煤煙問題などである程度妥協したディーゼル機関車とし、ドラフト音は車外スピーカーによって鳴らす方式を採用し、煙突からは水蒸気を使用したダミーの煙を出す発煙装置を採用するなどの工夫がなされています。(この項Wikipediaより抜粋)

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蛇口ジュース、、、やっぱり都市伝説ですね!

ひと風呂浴びて、商店街を歩いているとき見つけた「蛇口ジュース」=1杯400円也

静岡県の小学校では蛇口からお茶が出ると前に聞いたことがありますが、愛媛では蛇口からみかんジュース…というのはやはり「都市伝説」なんですね

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