海老名の美容外科・美容皮膚科|Uビューティクリニック・スタッフブログ

美容医療の現場で働くスタッフ一同によるブログです。日々の診療で感じたことやプライベートでのできごとなどを綴ります。

ハイドロキノン

2012年07月13日 | 関西人
日々熱くなってきましたがいかがお過ごしですか

日焼け止めに加えてハイドロキノンというお薬の処方を予約される方が増えてまいりました

そこで

当院でハイドロキノンを処方された方にお渡ししている説明用紙の内容を載せてみました



ハイドロキノンとは?

写真の現像に使われ、現像していた人の肌が白くなったことから美白作用が発見されました。
実は、麦芽、コーヒー、紅茶など天然にも存在する成分です。
ハイドロキノンは、シミの原因であるメラニン色素の合成を阻止する働きがあり、その美白効果はコウジ酸や、アルブチンの数10~100倍と言われています。

どういう時に使われるの?

特にシミやニキビ跡の色素沈着、レーザー後の色素沈着に対して効果が高く、非常によく使われています。
皮膚の浅い部分(基底層から表皮)にメラニン色素が異常増殖・色素沈着している肝斑(かんぱん)、雀卵斑(じゃくらんはん)、炎症後色素沈着、日光黒子(老人性色素斑) のようなシミに使われます。
太田母斑など真皮性のシミには効きません。

副作用は?

人によってはかぶれたり、皮膚への刺激が起こることがあります。
赤みや刺激が強く出た場合はすぐに使用を中止し、医師に相談してください。
HQは非常に安定性が悪く、酸化してできるベンゾキノンという成分は刺激が強いので、劣化(茶色に着色)したものを使用しないようにしましょう。
常温でなく冷所保存してください。
無防備に日光を浴びた場合などに色素沈着がおこることがありますので、UVケアをしてください。
その作用は可逆的ですので、強い紫外線で元に戻ってしまいます。
逆に、5%程度のHQでは白い色抜け(白斑)は報告されていません。
当院では3%、5%、10%のものを使用しています。
(アメリカでは4%以上配合されたものは処方箋薬です。)

ステロイド無配合 無香料、無着色、アスコルビン酸配合で安心です。



私自身もハイドロキノン(5%)を使用しています
個人差はあるとは思いますが1段階肌の色が白くなった気がします
あと気を抜くと、すぐ頬にそばかすのようなシミが増える肌質だったのですが
少しできにくくなったような気がします

お薬なので即効性はなかなか感じませんが半年以上利用して気づいた感想です。
今現在使用されてる方も、これから診察を受けてみようかなと思われる方も
是非効果を信じてマメにコツコツ続けられることをお勧めします

※ただ、お肌に合わない方もたまにいらっしゃいますので
異常を感じたらすぐに使用を停止してご連絡下さい

私は決してコツコツ派ではないのですが、
お盆に関西に帰省するので、久々に会う友達に肌キレイになったね
言われるよう引き続き日焼け止め&ハイドロキノン忘れず塗るようにしてます


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