緊急事態宣言が全47都道府県に発令されました。 期間は5月6日までとなっています。 東京を含めた7都道府県に発令された際、ひと月人々が動かず感染を防ぐよう努力すれば、感染者数は安心できるほどに減るのだろうか?、と思っていました。 いや、ひと月も動かないのだから減ってくれなくては困る、というのが本音でしょう。
しかし、この5月6日までの期間で感染者数が減ったとしても、強い感染力を持つこの新型コロナウイルスがどこかに潜む限り、またあらたな感染拡大をつくる可能性はあるだろう、と心配は尽きません。
安全第一を考え、4月のクラスは全生徒を休講にしている当教室です。 5月7日からは元気に "Hello!"とクラスが始められることを信じての休講でしたが、どうもそのようには行かない気がしてきました。 もし、5月7日以降も小・中学校の休校が続くようであれば、当教室もさらにこの休講状態を延長せざるを得ません。(東京都教育委員会の方針により、当市でも5/7, 5/8は臨時休校となりました) また、5月7日以降学校が再開したとしても、新型コロナウイルス感染の不安を感じながらクラスに通うのは生徒の皆さん、保護者の皆さんは不安でしょう。 わたしもとても不安です。
3月下旬、周囲の講師仲間から webレッスンについて考えないか、という話が出ました。 私には到底無理な気がして最初は引け腰だったのですが、4月休講のうちにやれることはやっておいた方が良いだろう、と思い実施するかどうかはともかく webレッスンのための話し合いや、接続テストなどに参加しました。(これもwebで、です) そうこうしているうちに、事態は webレッスンを行わなければ本当にダメだろう、という状況になってきました。
そのような経緯を経て 4/14~4/17で全ての生徒の皆さんと webでのお試しレッスンをさせていただき、今週で2回目のwebレッスンを終えました。 ご都合が合わず電話でのレッスンになった生徒さんもいましたが、万が一のことを考え、5月にはwebレッスンができるよう環境をご配慮いただけることになっています。
webレッスンと言っても写真の様なアナログなデジタルスタジオから、LINE通話を介してのレッスンです。 皆さん普段使い慣れているであろうSNSだと思ったのですが、LINEをグループビデオ通話するという体験が初めてだったのはどうも講師だけではなかったようで、お互いに安心、驚き、喜び合いながらのレッスンとなりました。 久しぶりにみんなの顔を見て、声を聞いて、いつもの様な授業ができて、皆さん楽しそうでしたし、私もとても楽しかったです。
このような状態があとどれくらい続くのか、今となってはそれは誰にもわかりません。 こんな時に習い事なんて、英語なんて、と思われる方もいらっしゃるでしょう。 が、何が大切か、何ができるのか。 もし今通って下さっている生徒さんたちが英語を続けたい、と思ってくれるのなら、現状ではwebレッスンが最適だろうと思います。
前と同じようにはできない、不便な、不都合なことも起こるのですが、私たちは前向きに、新しい方法に取り組み始めました! これはこれで、またひとつ前進といえるでしょう!