前回の投稿からあっという間に1ヶ月ほどが過ぎてしまいました。
今年はあまり心地よい秋の日がなく、あっという間に冬が来たように感じています。
ここのところまたまた寒い雨の日が続いていますが、皆さんいかがお過ごしでしょうか。
今日は「待つ」ということについて考えてみたいと思います。
今は世の中が目まぐるしく動いていて、IT化・AI化も進み、効率や成果が求められる
時代です。
そのせいか、教育や子どもの成長についても適切な時期よりも早く!
よその子よりも早く!といった風潮が強いような気がします。
私個人としては、こういった風潮に非常に違和感を覚えています。
確かに成果が目に見える形で現れるのは嬉しいことかもしれません。
しかし、成長の過程に大事なのはプロセスです。
成長していく過程を丁寧に積み重ねていけば、そこに充実感・感動といった心の動きが
生まれます。
それこそが、人が人間になっていく上で大事なことではないでしょうか。
もし、それがなければ言い方は悪いかもしれませんが、子育てもロボットを組み立てるかのように味気なく機械的なものになっていくような気がします。
そして、極論を言えば、育ってきた子ども自身も振り返ってみても自分の通ってきた道がどこだかわからないようなことになってしまうのではないでしょうか。
同じようなことが英語教育についても言えると思います。
最近体験にいらっしゃる保護者の方、特に幼児クラスの体験者で英検を意識される
方が多くなっています。
時代の流れで検定試験重視、将来の進学や就職を意識して、といったことが避けら
れないのはわかっています。
結果が伴わない英語教室にしたいとも思っていません。
しかし、先に結果を求めるだけの危険性をどうしてもわかっていただきたいのです。
受験や検定試験は、英語力のごく一部を測っているに過ぎません。
本来の言語活動というものは、コニュニケーションする相手との言葉のキャッチ
ボールであり、そのバックグラウンドに文化や個性といったものが感じられる
とても豊かな世界です。
共通言語である英語の力を付けるということは将来世界の人達との交流を可能にし、
いろいろなものを生み出していけるということです。
そこには無限の可能性とたくさんの感動があるはずです。
どうか、目先のことのみを考えて子どもたちの可能性を潰したり、
英語の世界をつまらないものにしないでください。
ワクワクするような動機と正しいプロセスを楽しんでいくことができれば、
結果は必ずついてきます。
焦らすに「待つ」ということの大切さを大事にしてください。
良いものを育てるには時間がかかります。
学問に王道なし、です。
昨日英検準2級に合格したという朗報が届きました。
今年の3月まで7年うちの教室に通ってくれた現中3生徒です。
小さい時から英語が大好きで、いつもワクワク感を忘れない子でした。
お家の方もだんだんと育っていく我が子を温かく見守っていらっしゃいました。
当然の結果だと思います。
合格おめでとうござます。
今年はあまり心地よい秋の日がなく、あっという間に冬が来たように感じています。
ここのところまたまた寒い雨の日が続いていますが、皆さんいかがお過ごしでしょうか。
今日は「待つ」ということについて考えてみたいと思います。
今は世の中が目まぐるしく動いていて、IT化・AI化も進み、効率や成果が求められる
時代です。
そのせいか、教育や子どもの成長についても適切な時期よりも早く!
よその子よりも早く!といった風潮が強いような気がします。
私個人としては、こういった風潮に非常に違和感を覚えています。
確かに成果が目に見える形で現れるのは嬉しいことかもしれません。
しかし、成長の過程に大事なのはプロセスです。
成長していく過程を丁寧に積み重ねていけば、そこに充実感・感動といった心の動きが
生まれます。
それこそが、人が人間になっていく上で大事なことではないでしょうか。
もし、それがなければ言い方は悪いかもしれませんが、子育てもロボットを組み立てるかのように味気なく機械的なものになっていくような気がします。
そして、極論を言えば、育ってきた子ども自身も振り返ってみても自分の通ってきた道がどこだかわからないようなことになってしまうのではないでしょうか。
同じようなことが英語教育についても言えると思います。
最近体験にいらっしゃる保護者の方、特に幼児クラスの体験者で英検を意識される
方が多くなっています。
時代の流れで検定試験重視、将来の進学や就職を意識して、といったことが避けら
れないのはわかっています。
結果が伴わない英語教室にしたいとも思っていません。
しかし、先に結果を求めるだけの危険性をどうしてもわかっていただきたいのです。
受験や検定試験は、英語力のごく一部を測っているに過ぎません。
本来の言語活動というものは、コニュニケーションする相手との言葉のキャッチ
ボールであり、そのバックグラウンドに文化や個性といったものが感じられる
とても豊かな世界です。
共通言語である英語の力を付けるということは将来世界の人達との交流を可能にし、
いろいろなものを生み出していけるということです。
そこには無限の可能性とたくさんの感動があるはずです。
どうか、目先のことのみを考えて子どもたちの可能性を潰したり、
英語の世界をつまらないものにしないでください。
ワクワクするような動機と正しいプロセスを楽しんでいくことができれば、
結果は必ずついてきます。
焦らすに「待つ」ということの大切さを大事にしてください。
良いものを育てるには時間がかかります。
学問に王道なし、です。
昨日英検準2級に合格したという朗報が届きました。
今年の3月まで7年うちの教室に通ってくれた現中3生徒です。
小さい時から英語が大好きで、いつもワクワク感を忘れない子でした。
お家の方もだんだんと育っていく我が子を温かく見守っていらっしゃいました。
当然の結果だと思います。
合格おめでとうござます。