私的美遊空間

美しく愛しいものたちへのつぶやき

野ばらを備前の花入れに活けてみました

2017年06月01日 | 野の花を活ける
野ばら・・・なんて素敵な響きでしょう



白くて、小さくて、清楚で、気品があって、
ほんのりと甘い香りがして、大好きな花です
裏山で採ってきて備前焼の花入れに活けてみました

まとまって咲く姿が可愛いですから、
一枝をそのまま入れてみました




~ 小葉の髄菜 ・ 紫蘭 ・野ばら ~
5月13日撮影

花入れは、骨董市で見つけたものです
すっきりと立ち上がったフォルムに耳が付き
正面にはスカッとヘラ目が入っています

火色に特徴が無く、あっさりとした雰囲気なので
花を選ばずに入れ易いので重宝しそうです




~ 裏山に咲く野ばら ~

「のばら」は別名で、正式にはノイバラ ( 野薔薇・野茨 )
山の斜面に垂れ下がって群生しています
フロリバンダ系バラの接ぎ木の台木に使われます

辺りに良い香りがして来ます
♪ わらべは見たり~ 野中のバラ~♪
メロディーが流れてくるようでした

* * *

そんな雰囲気を稽古場に届けてみました
アイさんも喜んで下さって、ご自分でも野ばらを採りに行って
ご自宅で活けて楽しまれたとか・・・
嬉しいですねえ、活けた甲斐がありました (^^♪




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16 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
野ばら (利休母)
2017-06-01 22:20:59
本当に素敵な響きですね。
夢見る夢子ちゃんになってしまいます。
私も清楚な野ばらが好きですが、近所では見かけません。
ご近所なら利休をお供にひと枝いただきに伺いたいところです。
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野ばら (fuyou)
2017-06-01 22:25:16
越後美人さま
お気に入りの花入れに野ばらを
越後美人さまのこころの落ち着きをみせていただいた気持ちがします

わたし薄板の杉板を見ると思い出すことがあるのです
お稽古に行ったとき初歩の方がいわれたのです
「先生は質素にされているからカステラの箱の蓋を敷いて花をいけられるのですね」と
悪気ではなくて自然に言われた言葉です

その方もお稽古をかさねられてやがて薄板の杉板の用い方を理解されるでしょう
そのときはむかしの無知を恥じられるかも
でもその種の失言はいろんな場面で誰にも
レベルの差こそ違えあることだとおもいます
人は万能でなく知り得た分野と無知の分野の混在の中で暮らしていますもの
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のばら (たか)
2017-06-01 22:45:09
家を出た所にお写真くらいの大きさの野バラが今、満開です。
庭仕事をしていますと、その香りが漂ってきます。
そして気が付くと庭のアチコチにコバイが。
抜いてしまおうか残そうか何時も迷うのですが
「ごめんね」と言って・・・

備前焼は花を引き立ててくれますね。
紫のシランと白の野バラがとっても上品で素敵!
私の気持ちに清々しさが生まれました。

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お早うございます (延岡の山歩人K)
2017-06-02 06:51:50
野ばら
ロマンチックですね



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美しい、rosa selvatico !! (源太郎)
2017-06-02 08:00:13
越後美人さま
おはようございます。「野薔薇」は可憐で、美しいですね。
見事な生け花をいつも楽しみに、そしてなんてセンスがいいのかと尊敬します。
山を歩くと、ズボンにひっかかるバラ科の植物ですが、花をみると心が癒されますね。
でも、なんで美しいのにとげがあるんでしょうか。
美人には気を付けて・・・ということでしょうかね。笑
良い週末を。
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刺繍にしたら素敵 (越後美人)
2017-06-02 09:50:15
利休母さん、おはようございます。

そうなんです♪
「野ばら」と聞いただけで、夢見る夢子ちゃんになってしまいます。
姿形もですが、この甘く優しい香りにうっとりとして、中学校の時の
音楽の時間に歌った「野ばら」の歌詞が思い出されます。
「野ばらのスケッチ」もしていますので、また覗いて見て下さいね。

野ばらは利休母さん方面では見かけないですか。
そう言えば、私の実家方面でも見たことが無いように思います。
その代わりに「ハマナシ」がきれいに咲いていました♪

そうですね、近ければ花籠いっぱいに摘んで帰れますのにね。
そして、刺繍にしたら素敵でしょうね(^_-)-☆
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めげずに勉強します (越後美人)
2017-06-02 10:11:08
fuyouさん、おはようございます。

気に入った花入れに、どんな花が似合うのか、どんな風に入れたら引き立つのか、
まだまだ分からずに、本を見たり、お茶席で拝見したりで、
発展途上にある私です(^^;

備前焼の花入れは、探す時の条件は、「和風になり過ぎない」、「アート的で無い」ことでした。
大きさも中くらいで、主張が強すぎず、でも、ちょっと主張している、
そして、気楽に買える値段であること。
欲を言えば切りがありませんが、この花入れはそれらの条件をほぼ満たしていて、
お値段は中学生のお小遣い程度でしたので、即決して求めました。

薄板の件ですが、似たような恥ずかしいことがいっぱいあります(^^;
でも恥をかかないと心から分からないことが多いですね。
まだこれからも恥の連続と思いますが、めげずに勉強していきたいと思っています(^_-)-☆
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紫蘭と野ばら (越後美人)
2017-06-02 14:42:06
たかさん、こんにちは。

近くにそれだけの野ばらがあれば、今頃は良い香りに包まれているのでしょうね。
庭のあちこちに生えてくるのですね。
でも、庭にあっては野ばらでなくなってしまいます。
ですから抜いて正解です^^

はい、備前焼の花入れは、花の色を引き立ててくれますね。
紫蘭は、花自体はラン科だけあってとてもきれいなのですが、
茎が直立していて、元気の良い葉がついているので、
私にとっては使いにくい植物ですが、
この度は、野ばらの一塊が、葉の元気さと量とのバランスをとってくれたように思います。

紫蘭の紫と野ばらの白色が対照的ですね。
お互いが引き立て合っていると嬉しいのですが・・・
たかさんにそう思って頂き、光栄です(^_-)-☆
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ロマンティックモードに (越後美人)
2017-06-02 15:06:56
延岡の山歩人Kさん、こんにちは。

はい♪野ばらと聞いただけでロマンティックモードです♪
中学校の夢多き時に、音楽の時間で歌っていましたからね。

Kさんの昨日のブログには、大変な数のコメントでしたね。
お返事も大変な中でコメントを頂き、有難うございました(^_-)-☆



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良い週末を♪ (越後美人)
2017-06-02 16:46:15
源太郎さん、こんにちは。

はい、「野薔薇」の姿は可憐で、香りは夢見心地にさせてくれます。
まあ!有難うございます♪
素敵な野ばらの魅力をつぶさないように、それだけを考えて入れてみました。

バラのトゲは、インターネットの受け売りですが、理由としては三つほどあり、
その一つに、若い茎を食害から守るため、というのがありました。
ですから、「若い子には気を付けて!」・・・ということなんでしょうかね(笑)
源太郎さんも良い週末を(^_-)-☆
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