おせちもほとんど残ってないし、体もなまってきたし、いい天気なので、スタジオに練習にいく。
久々の練習。
あまりにも体が動かなくて途中で嫌になるが、とにかく1時間はバタバタしていようと決めたのできっかり1時間バタバタした。
その後で今月のレッスンの準備をする。
ちょっと話がずれるが、私は音楽を聴く。
「私は音楽を聴く」って、なんだか変な日本語だが、実家が音楽を聴く家だったので「音楽を聴く」というのは「ご飯を食べる」と同じくらい当たり前のことだと思っていたのだが、音楽というのは「聴かない人もいる」のである。この話をすると「音楽を聴く人」はビックリしたりするので面白いのだが、ともかく世の中に当たり前のことなどないということ。ほんで、私は音楽を聴く。フラメンコも聴くが、フラメンコじゃないものもよく聴く。
昔は洋楽ばっかりだったが、最近は日本語の歌もよく聴く。
しかし、掃除や、帳簿付けなどの作業の時には「我が青春の音楽」をかけることの方が断然多い。プリンス、MJ、ヒューイルイス、ポリス、E.W &F。
若かった頃聴いていた音楽は、何か若かった頃の気分になるのだと思う。
で、ようやく「今月のCD」の話。
毎月レッスンのためにCDから一曲選ぶのだが、これも実は「我が青春のフラメンコ」の方が多い。スペインにいて暇で暇でしょうがない、レッスン以外は練習かご飯を作って食べるかCDを聴くくらいしかやることがなかった時期。テレビもよくわかんないし、インターネットもなかった。退職した職場の方達から頂いたポータブルCDでひたすら聴き込んでパルマを叩いたりしていた、あの頃のCDは、やっぱりなんとも良いものである。
ということで、今月のCDはDuquendeの「Duquende」というアルバム4曲目「 Lo bueno y lo malo」。
改めて今日全部聴き直したが、いいね。
ちょっと甘くて、ちょっとオシャレで、でもその「ちょっと」の加減が、1990年代。
2曲目のブレリアと迷ったけど、先月のとちょっとかぶるので、4曲目にした。
他のもとても良い。
YouTube でアルバム全部のも出てるから、よかったら聴いてみてみてみて。
ここからはクラスの生徒さんへ!
まずはいつものようにはじめは「ザクっと取る」ですYo
Aメロ
と
Bメロ(サビ)
だけで構成されているすごく分かりやすい曲だと思います。しかもコンパスも変なことになってません。
なので普通の音楽を聴くように、一緒に鼻歌で歌うようにしてみて(このYouTubeのコメント欄に親切な人が歌詞を載せてくれてますので興味があったらみてみて)、間奏含め、どんな構成になってるかな?と考えてみてください。Aメロ何回繰り返してるかな?とかね。
もしももうちょっと研究する気があったら
1分53秒のあたり かっちょいいポイント。
4分〜Aメロ最後 que la vida pasa,hoy pasaのところのギター
に注目して、「こう叩いてみよう」「こう踊ってみよう」とイメージを膨らませておいてください。
自分が正月暇なので、勝手に「みんなも暇だろう」と決めつけているだけなので、もちろんこれはやらなくても大丈夫です!!
とかいいつつ、もう一個リンクを貼ります。
「ひげ」というあだ名をつけても差し支えない感じになったDuquendeのライブ映像。
同じ曲です。ニヤニヤしちゃいます。
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