Earth Spiral

Survival&Creative life. 
大地と魂の声を聴き、自分の道を歩め

植物のオラクルカード

2020-12-29 | Plant Medicine
絵が気に入って購入したタロットやオラクルカードが本棚に眠っているので、時々出して眺めたりします。雪に埋もれた冬には植物がなくて寂しいので、この『The Druid Plant Oracle』を傍らに置いています。
今日引いてみたら、このカモミールが出ました。ローマンカモミールが描かれています。
リンゴの木の下に描かれたカモミール。リンゴが熟す前の聖ヨハネ(セントジョンズ)の日に収穫されるとか。この日に収穫されるハーブを聖ヨハネのハーブというそうです。聖ヨハネの名がつくセントジョンズワートもその一つです。
『ケルトの植物』によれば、その日に採取する薬草として、カモミール、ヒカゲノカズラ、アルニカ、ヤロウ、クマツヅラ、カキドオシなどがあげられています。
聖ヨハネは、洗礼者としてキリストの半年前に生まれたといわれるところから、6月24日が誕生日になったらしく、クリスマスは冬至近くであるのに対し、聖ヨハネの誕生日は夏至の近くです。
もともと自然の神々を信仰していたケルトの文化の中では、夏至を最も太陽の光が強くなる日として、太陽の力を最大限に強めるために、オークの薪を燃やしていたり、様々なお祭り的なことがされていたようです。
そこに、キリスト教に改宗させるために、都合よくキリスト教的なものを持ち込んだのが、この聖ヨハネの日、のようです。
カモミールのカードのメッセージとしては、ストレスフルな状態を癒す、自分の原点に戻ること、自分の聖地を取り戻すこと、などがメッセージとして読み取れます。
人間が生きるには、人間が勝手に作った時間や空間ではなく、宇宙が、もしくは、太陽と地球が作り出している自然界のリズムが、私たちの戻る土台であり、守る必要のある聖地ではないでしょうか。
冬至が過ぎて、地球はこれから立春(2月3日)に向けて動いています。

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