5月の2日目は、プロセスワークです。
こびっともりのくらし道場の肝とも言えます。
私たちが震災後、さまざまなものを乗り越えて、
自分らしく進めてこれたのには、プロセスワークの世界観というか、
モノの見方を知ったことが大きかったからです。
そして、プロセスワークは、最初に話したホリスティックな世界観を
体感し、体現していくのに役に立つものだと思っています。
タケさんから、プロセスワークの基本的なお話と、
2人組のワークで進められていきました。
今の自分となりたい自分がいて、それを阻んでいるものは何か?
そして、自分の中でいつも繰り返されるパターンはなんだろう?
2人組になって、今の自分と門番の対話をやってみます。
話をしたり、体を動かしたり、実際に、パートナーと一緒にやってみると、
考えているだけでは気づかなかったようなことが分かったりします。
私の場合、スピリチュアリティは大事と思っているのですが、
私の門番は、スピリチュアルなものや人を見ると、怪しいと思ったり、
そんなフワフワしていていいのか!と言います。
その門番と対立したり、自分が委縮するのではなく、
どうやったらいともに進んでいけるか、ということを、
対話や動きを通してやってみるのでした。
私の門番は、実際にやってみたら磐梯山でした。
磐梯山がど~んとすわっていてくれるので、
私は安心して見えるものから見えないものまで、
いろいろなものを感じていったり来たり出来るということがわかりました。
もし、この門番がいなければ、行ったり来たりすることも
出来ないんだなということに気づきました。
門番は怖い存在なのではなく、自分のバランスをとるために、
無くてはならない存在なんだな、というようなことがわかりました。
また、自分が子供のころによく見た夢を思い出すということをしました。
それは2回目にも続いていくのですが、自分の子供のころの夢は、
うまく言葉で言い表すことができず、人に言っても解りにくいので、
誰にも話すことなく封印していたような夢です。
それについて考え始めることで、
こびっと道場の日が終わっても、
自分の中にを及ぼしているような感じです。
結構、わたしは自分の思うように生きていると思っていたのですが、
それでも、自分に制約をかけていたり、見えていなかったりするものは、
まだまだたくさんあるのだということに気づきました。
終了後はフェイスブックのグループで、タケさんがフォローしてくれているので、
日常に帰ってどんな変化があったかなどをそれぞれシェアし合い
単にワークショップをやっておわりではなく、
実際の変化につなげていける感じで進められています。