私が最近腑に落ちたことは「(国家)権力は暴走する危険性がある」ということだ。力を取り戻すプロセスがこれからはとても大事だと思うので、また、熟考が足りないのですが、言語化しておきます。
戦後、日本人の大半はのほほんと暮らしていて、自分にそれが降りかかることはないと思ってここまで来た。だから、「権力は暴走する」という、おそらくヨーロッパの市民が闘ってきたであろうことを、やっと目の当たりにしているのかもしれない。
本当は、日本人は戦争でそれを体験しているはずなのに、そこで起きたことをキッチリと反省せぬままここまで来ているから、今は、戦後初めて権力の暴走を見ていることになる。
そういう意味で、日本人は今、やっと、人権を守るということを真剣に考え始める入り口に立ったということなのかもしれない(立てたらいいけど)。
そこに気づいたら、権力が暴走しないように(市民が)監視する必要がある。そのために具体的な方法を考えるべき。それは、今までそれに向き合ってきた歴史に学ぶべきことがあるのだと思う。
権力はカネと力に任せて、情報を操作・隠ぺいし、混乱させようとする。民衆の心理をあやつり、感情や思考をコントロールする。まずは、今、自分がコントロールされていないか、支配されていないかどうかに気づく必要がある。
そこに気づいたら、市民は賢くなる必要がある。騙されないように感情を操られないように、そして思考を支配されないように。自分で自分の中にある力を支配し、コントロールする必要がある。
そこを直視できない人は、自分が騙されていたと気づいたときに被害者意識に埋没し、悪を外側に投影する。そして悪と戦ってくれる存在を外側に設定する。
そのような脆弱な意識はまた、簡単に権力に利用される。
大事なことは、外に預けている力を自分に取り戻すこと。世界を変える力は自分の中にしかないということ。そして自分の中に欺瞞がないかに気づくこと。気づいていない自分の弱さが、自分の中から力が流出する穴となっていないかをチェックすること。
何か善きことをやってる気分に浸る前に、穴をふさぐ作業のほうが、自分の中に力をとどめることになる、ということを知ること。
戦後、日本人の大半はのほほんと暮らしていて、自分にそれが降りかかることはないと思ってここまで来た。だから、「権力は暴走する」という、おそらくヨーロッパの市民が闘ってきたであろうことを、やっと目の当たりにしているのかもしれない。
本当は、日本人は戦争でそれを体験しているはずなのに、そこで起きたことをキッチリと反省せぬままここまで来ているから、今は、戦後初めて権力の暴走を見ていることになる。
そういう意味で、日本人は今、やっと、人権を守るということを真剣に考え始める入り口に立ったということなのかもしれない(立てたらいいけど)。
そこに気づいたら、権力が暴走しないように(市民が)監視する必要がある。そのために具体的な方法を考えるべき。それは、今までそれに向き合ってきた歴史に学ぶべきことがあるのだと思う。
権力はカネと力に任せて、情報を操作・隠ぺいし、混乱させようとする。民衆の心理をあやつり、感情や思考をコントロールする。まずは、今、自分がコントロールされていないか、支配されていないかどうかに気づく必要がある。
そこに気づいたら、市民は賢くなる必要がある。騙されないように感情を操られないように、そして思考を支配されないように。自分で自分の中にある力を支配し、コントロールする必要がある。
そこを直視できない人は、自分が騙されていたと気づいたときに被害者意識に埋没し、悪を外側に投影する。そして悪と戦ってくれる存在を外側に設定する。
そのような脆弱な意識はまた、簡単に権力に利用される。
大事なことは、外に預けている力を自分に取り戻すこと。世界を変える力は自分の中にしかないということ。そして自分の中に欺瞞がないかに気づくこと。気づいていない自分の弱さが、自分の中から力が流出する穴となっていないかをチェックすること。
何か善きことをやってる気分に浸る前に、穴をふさぐ作業のほうが、自分の中に力をとどめることになる、ということを知ること。