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5月14日、リネットジャパングループ株式会社は、ソラミツ・ホールディングス AGと、カンボジアの中央銀行デジタル通貨「バコン」を軸としたデジタルバンキングサービスの事業化に向けた合弁会社設立を決定したと発表しました。新会社の資本金は10万ドル(約1090万円)で、リネットが8割、ソラミツが2割を出資します。なお、リネットジャパングループは、カンボジアで、自動車リース事業やマイクロファイナンス事業等を展開しています。ソラミツ社は、カンボジア国立銀行の中央銀行デジタル通貨「バコン」の開発に携わりました。
新会社では、中央銀行デジタル通貨を介した地域経済圏の構築、店舗決裁サービスの提供、個人間送金利用促進アプリの提供、決済(利用)トランザクションデータの取得分析、決済端末の提供等を行う計画です。また、「バコン」バウチャーカードの開発、行政サービス支払いへの利用、土地の権利証トークン化、請求書の作成機能の開発等、様々な可能性を検討するとしています。
同社では、「ブロックチェーン技術による金融サービス開発に高度なノウハウを有するソラミツ社との今回の提携を起点として、将来的なデジタルバンキングサービスの拡大、デジタル銀行への参入を目指していきます。」とのことです。
カンボジア国民(15歳以上)の銀行口座開設率は20%程度に留まる一方で、 スマートフォンの普及率は100%を超過し、デジタルバンキングサービス拡大の環境整備が進んでいると言えます。カンボジアの中央銀行デジタル通貨「バコン」の普及促進により、今までは金融サービスへのアクセスが困難であった農村地域を含めて全国的な金融サービスの利用機会を提供することにより、金融包摂に寄与することが期待されます。
(写真は、スマートフォンで利用可能な中央銀行デジタル通貨バコン)
リネットジャパングループの新聞発表
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カンボジア国民(15歳以上)の銀行口座開設率は20%程度に留まる一方で、 スマートフォンの普及率は100%を超過し、デジタルバンキングサービス拡大の環境整備が進んでいると言えます。カンボジアの中央銀行デジタル通貨「バコン」の普及促進により、今までは金融サービスへのアクセスが困難であった農村地域を含めて全国的な金融サービスの利用機会を提供することにより、金融包摂に寄与することが期待されます。
(写真は、スマートフォンで利用可能な中央銀行デジタル通貨バコン)
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