カンボジア経済

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ガソリンの関税率を大幅に引き下げ

2011年02月14日 | 経済
 カンボジア経済財政省発表の政令によりますと、本年1月1日からガソリン等の石油類の関税率が大幅に引き下げられました。ガソリンはこれまでの35%から15%に、ディーゼルは15%が0%に、重油等は7%が0%に引き下げられました。
 この引き下げは、これまで税額算定の基礎となっていた輸入の際の基準価格を、経済財政省が決定するリスト価格から、輸入の際の実際の価格に変更したこととセットで実施されました。これまでの石油類のリスト価格は政策的に実勢価格よりも大幅に低い価格に据え置いてきましたが、今回これを実勢価格とすると、税額が2.5倍近くに急増し、ガソリン価格にも影響してしまうため、税率を引き下げて納税額の急増を避けたものです。
 変更後も街中のガソリンスタンドのガソリン価格にはほとんど影響が出ていない模様です。


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