風が吹く

　９月３日（日）　対戦相手：風

　IクスPアリ

　

　めっきり秋の空気ですが、相変わらず汗の量は半端じゃなく、持参したハンケチで『ハンカチ王子』ならぬ『ハンケチ郵便屋』をすると最後には水分を含んでマイハンケチがずっしり重くなる程の水分大放出な郵便物回収人・ポス〒ィーノです。

　

　今日は急遽、出演時間＆出演場所の変更がありまして、楽しみにしていらした方、ご迷惑をおかけしました。アルバイトの女性がひとり病欠になりまして、そうすると回収の時の付き添いまで人が回らなくて、２回目の回収は無くなり、その代わりポス卜八ウスの前でのパフォーマンスとなりました。

　

　１回目の回収のときはホテルの庭で演ったのですが、秋の青空はすがすがしいわりに風が強く、ディアボロもシガーボックスも風に流されながらのパフォーマンスで苦労しました。それでも頑張ったポス〒ィーノ。真上からの日光のおかげでお客さんも遠巻きに見ている感じで、盛り上がった歓声や拍手も

　

　風に流されちゃった？

　

　もしくは盛り上げられなかったかのどちらかです。この風は追い風ではなく向かい風だったようですね。回収時間２回目はパフォーマンスのダブルヘッダーでした。ダブルヘッダーの２回目は建物の関係でほとんど風も無く、ベストコンディションでの演技でしたが、お客さんに盛り上げてもらって

　

　まあ、とっても楽しい。

　

　見ているお客さん以上に楽しめましたよ。ジャグリングよりもアドリブが冴え渡った時間でしたね。技がビシっと決まったときには無風にもかかわらず、衣装の袖がヒラヒラしてました。ってか

　

　自分でヒラヒラさせてた。袖つかんで。

　

　風は自分で起こすものなのだな。後でよーく考えたら、今日のはポス〒ィーノではなくてボクでした。解りやすく言うと、ポス〒ィーノしてないっていうか。決めポーズも、かっちょエエ風のすまし顔も、道具落とした時に公衆電話のせいにしたりしたのも、肩の鳥を置き去りにしたのも、たぶんポス〒ィーノのキャラではないので、

　

　お偉いさんが見ていなかった事を切に願います。