10月5日(土) 対戦相手:実戦
名古屋・大須
ロービングユニット【ガボン】、何度も稽古を重ね、本日いよいよ大須の街に降り立ちました。
愛知県出身なのに、中村高校通ってたのに、実は大須観音には来た事がありませんでお初でございます。とっても面白い街ですね。
地下鉄にも久しぶりに乗ったもんなぁ。名古屋の地下鉄は昔から全然変わってないんですね。古くて小さくて低くて。この変わらなさがとっても懐かしいです。
さて、いよいよガボン、実戦ですが一日三回ある出番の中でアーケード街を「ここまで歩いて欲しい」、というオーダーがあるのです。で、回ごとに行くルートが違ってまして場所によっては結構遠くまで行きます。費やせる時間も限られてるでしょ、だから稽古でやってきた“じっくり歩いてじっくり責める”では間に合いませんでハイペースで歩む事になりまして、やってきた決め事もあまり出せません。つまりお見せできるのは
その場のアドリブだね。
一回目は空気感と街の感じをつかむので手一杯。でも二回目以降は周りを見る余裕も出てきましたよ。このお面してますから喋れないんですが意外に「これ、何やっとんの?」(←アクセントは“や”にあります。)そして
聞かれた事には答えられませんよー。
歩いてるルートにメイドカフェがありました。そこにビールのケースが置いてあってメイドさんはそこに乗ってゆるーい踊りをしてお客さんを呼び込んでます。そのビールケースに乗っかってメイドカフェの前で踊ってたら店長と思しき方が出てきまして、
「何?何なの?」
マジで怒られた。
うーん、大人になって怒られるってそうそう無いからね、貴重な経験だね。そして、人は怒られて大きくなっていくんだね。いや、そういう問題じゃないんです。
ワタクシの装着しているお面ですが、こんな笑顔なんです。そして身体も使って揺れたり震えたりしてますと、それを見たお客さんは釣られて大笑いするか、
「何かすっげーむかつくんだけど。」
って言い放たれるかどっちか。これまた敵意むき出しだね。でもしょーがないじゃんねぇ、
これも仕事なんだもーん。
んで、怒ったり敵意をむき出しの人って、人生にゆとりの無い方なのかなぁ?と真剣に考えたりします。お面の付けている以上は笑いをやめる事なんて出来ないんです。それでもこの顔を見て怒ってる人には直接「いや、そういう事じゃないんです、、、。」と言えればイイのですが、そこは喋れないキャラでしょ。なので、そういう時はその人を遠くからこっそり図って
「小さい人間だなぁー。」
無言の抵抗なのでした。
女子中学生四人が座ってまして、この子達に絡みに行ったのが今日のベストショットですね。ダウジングロッドを動かしながら何かを探してるように近寄って行き、隣に座ります。で、ただ笑うだけ。面なので声も出せないし表情も変わりませんよ。笑ってる風に見せてるだけなんですが、表面上は大笑いしてるように見えるんです。で、それ見て女子は大笑い。もう何やっても笑ってくれますもん。その場から外れて、メンバーを代わりに座らせ、
「じゃあ記録写真撮るよ、はい、ポーズ!」
ひとりの子、思いっきり被ってる。
この写真見せてやっぱり大笑い。いんやー、楽しいね。初日は無事終了したのでした。怒られもしたけど、良い経験になったね、うん。
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