伝統芸能の入り口

　２月２４日（金）　対戦相手：伝統芸能

　大田区

　

　歌舞伎フォーラムの公演を観て参りました。ボクにとっては歌舞伎初体験。で、この歌舞伎フォーラムというのは、歌舞伎の入り口的な作りをしてまして、第一部は舞台上で白塗り隈取り、そして衣装の着付けを見せていく

　

　『助六が出来るまで』

　

　

　第二部はその役者さんが舞います。第三部は比較的分かりやすい二人芝居の歌舞伎『あんまと泥棒』の鑑賞。間に休憩も入り、小さいお子さんから見慣れた方までどの世代も楽しめる作りなのでした。わたくしマイム８段、白塗りは３段（当社比）ですから第一部のメイクの解説は目を見開いて観ておりました。歌舞伎役者さんが丁寧に説明して下さるのです。興味深かったのは歌舞伎用語ですね。例えば今の日常語だと

　

　「口紅を塗る」

　

　

　でしょ？歌舞伎の世界では

　

　

　「紅をひく」

　

　

　「眉毛を書く」が

　

　

　「まみえを刺す」。

　

　

　言葉が美しいんですよねぇ。着物に付いてる紐で“あいびき”という紐がありまして、それはね、襟の中の見えない所でしっかりと結び合ってるから“あいびき”なんだって。他にも素敵な言葉があったのですが、メモってないから忘れちゃいました。くまどりにもちゃんと意味があったりして、初めての歌舞伎は勉強になる事ばっかりですよ。仕事で白塗りをする事も多いですが、今度クラウンの仕事が来たら

　

　

　隈取りしちゃう？

　

　

　

　

　

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