ちょーだい。

　８月２０日（日）　対戦相手：欲しがる子

　IクスPアリ

　

　天気予報では『曇り』でしたが、曇っている時間の方が短く、今日も太陽の下、汗まみれになっている郵便物回収人・ポス〒ィーノです。

　

　休憩時間に喫煙所でのんびりしていると、隣に座っていたどこかのショップの店員の女の子２人が

　

　「西武とホークス、すごいみたいだね。」

　「見た、見た。でもさぁ、巨人と阪神はいつ試合するの？」

　「うーん、良く知らないぃ。」

　「横浜と阪神はやってるの見たんだけどなぁ。」

　

　しょっちゅうやってるっつーの！誰か、この子達に教えてやって下さい。そんな悶々とした休憩の後の回収は欲しがる子のオンパレードでした。パフォーマンスの始めに風船を膨らましお客さんを集めるのですが、餌に喰らい付くようにワラワラと集まってきます。

　

　「風船、ちょーだい。」

　

　でもね、ひとりにあげてしまうと釣堀の鯉のように“入れ食い”になっちゃって、欲しい欲しい欲しい欲しいって

　

　くれくれタコラか？（←たぶん４０歳以上対象）

　

　ポス〒ィーノは手紙の回収に、大きな赤いカートを押しているんですが、回収中に出会ったお母さんがカートを指差し、

　

　「それ、ちょうだい！」

　

　あげてもいいけど、持って帰るの大変ですよ。電車で来たの？車ですかぁ。でも乗らないと思います。極めつけの“欲しがる”さんは、回収中、パフォーマンスも何にもしていない場所で唐突に

　

　「ちょーだーい。」

　

　って言ってきたお子さん２人。推定年齢３歳くらいなんですが、何が欲しかったの？

　

　唇？