ロッカールーム

芸人・エディーのオフィシャルサイト『GOODJOB』の闘う日記、その名も「ロッカールーム」。14年秋からコチラに引越し。

なんとか隊

2007-05-10 23:26:00 | 日記・エッセイ・コラム

 5月10日(木) 対戦相手:どこかの劇団の制作さん

 神楽坂上

 

 集団田中の公演に何度も出てくれてる“ズミちゃん”こと大女優・今泉惠美子さんが明日から舞台に出演します。興味ある方、コチラを参照の上、見に行ってあげてね。

 

 その出演場所となる『シアターイワト』という劇場に田中のチラシを折り込みさせていただきました。指定の11時に劇場に伺うと、既に他の劇団の方がいらしていて、稽古スタジオとなる二階で長テーブルに横並びの状態で折り込み開始です。先にどちらが折り込み始めるか話合いをして、ボクは後攻を選びました。後攻と言っても戦う訳ではないのですが、先に入れて頂いた方がこっちも気兼無く出来ますからね。

 

 先行の方は見るからに折り込みのプロといった感じで、椅子にも座らず、しかも指に付けるクリームまで持参しています。そしてものすごいスピードでボクの横にチラシを積み上げていくのです。良かった、先にやってもらって。ボクが先に入れる立場だったらこの方のペースの方がボクの仕上げる数を上回って

 

 「まだかよ、このカメ野郎!」

 

 と思うでしょう。言葉にはしなくても、長テーブルに指をカチカチやりながら「ふぅ~。」深い溜め息をつくか、携帯を取り出して

 

 「こいつ超遅え。」

 

 とかいうメールを劇団関係者、お友達、ご親戚など何十件も送信していたでしょう。案の定この方は、ボクに、F1で言ったら20周。競馬で言ったら11馬身はリードして、圧倒的早さで600部に折り込みして帰って行きました。

 

 帰り際、その方は、自分が折り込んだチラシをボクに手渡し

 

 「見に来て下さい。」

 

 余裕の笑顔です。それを受けて、まだ折り込み中のボクは敗者のなさけない引きつった顔で、

 

 「じゃあ、ボク達のも見に来てくだしゃぃ。」

 

 ええ、敗者の言い方です。すると、この方、

 

 「前に見に行った事ありますよ。」

 

 意外なお答え。でも敗者としては「どうでした?面白かったですか?」などとは聞けず、

 

 「あひゃひゃ。ぁりがとぅごじゃいます。」

 

 すると、

 

 「あー、あれが面白かったですよ。あの、

 

 

 

 なんとか隊

 

 

 

 みたいなの。」

 

 たぶんステレンジャーのコントバージョンの事を言っているのだな、とはすぐに解りましたが、そこは敗者ですから「ええ、今でも演ってるんですよ、『なんとか隊』みたいなの。」

 

 たぶん、たぶん、ステレンジャーの事ですよね?シブガキ隊のコントとか演った事ないから。ましてや

 

 シブ楽器隊も。


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2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
 この話題について来れる人が稽古場にいない訳で... (エディー)
2007-05-17 01:19:24
 この話題について来れる人が稽古場にいない訳でして、この事からも今回の舞台の低年齢化がわかりますよね。
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学生時代YAMAHAがやってたキーボードの講習... (kimi)
2007-05-15 16:17:55
学生時代YAMAHAがやってたキーボードの講習会に通ってた私ですが、その時のインストラクターさんがシブ楽器隊のキーボーディストだったんです。本人から聞いた時はびっくりでした(@o@)
返信する

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