Eddiy's Cafe ---Original Roasting Style---

エディの珈琲自家焙煎日記
珈琲のおいしさの追求の日々。
自分なりに焙煎を通して感じた事を綴っています。

珈琲のおいしい時期って

2023-01-24 15:58:07 | 珈琲焙煎
とーーーーーっても久しぶりの投稿です。

最近、自家焙煎の珈琲屋さんとかで聞いた話ですが、ちょっと違うかもと思って書いてみました。

その珈琲屋さんで言われたのが
「焙煎してから3日目が一番美味しいですよね。」
でした。
自分としては、二つあって
一つは、焙煎直後の珈琲
二つ目が、油が表面に浮き出てきたころ

焙煎直後は全ての香味が際立って、その調和具合で美味しい場合があります。
そして、油が浮き出てきた頃と言うのは、焙煎度合いで当日から5日目ぐらい・・・様々ですが、その油が甘みとコクを運んで来てくれる様に感じます。
同じ焙煎度合いにしていると、珈琲の銘柄によって若干前後しますが、ほぼ〇日目に油が浮いてきました。となる訳ですね。
それが3日目であればその日が一番美味しく感じるので「3日目が一番」となる訳ですね。

自分では、最近焙煎度合いを浅めに設定している関係で、その油が浮き始めるのが5日目以降になって来ていて、その関係から自分の一番は「5日目」です。

ドロッとして、しかし苦くなく、飲み終えた後の下に残る甘みの余韻が長ければ半日も続くような。
そんな珈琲に仕上げようと精進しています。



生豆の購入先

2021-07-29 10:31:44 | 珈琲焙煎
またまた大変なご無沙汰です。
最近、生豆の購入に悩んでいて、いくつか試しに買ってみました。

条件は
1.高いより安いほうが良い
2.品質はなるべくベストのもの
3.運送代などの経費がなるべく無いもの

こんな気難しい条件を並べてあるんかい!?
ですよね。
色々探しましたがやっぱ難しい。

ならば条件を絞り込もう。
で、1番の安い豆を購入してみました。

皆さんお察しの通りで、やはり安いは安いなり。
500グラムを購入し、選別していて数十グラムのロスが出ます。
特にエチオピアG2は多いですね。
内訳は

1.虫食い   60%程度
2.変形変色  30%程度
3.若い豆   残り

こんな感じでした。
写真を撮るのを忘れちゃってf(^^;)

ですが、色々な地域の珈琲が揃っていて、焙煎の仕方によっては良い香味のものも有ります。
一例として
ペルー チャンチャマイヨ 
は苦味が強く他の香味が出て来ません。
それである時珈琲ミルの粗さを一段階落として細かめにしたものでドリップしたら、

エッ!! こんなに変わる??

そーなんですよ。苦味はさほど変わりませんが甘味がグーンとアップしました。
シティローストで酸味は殆どありませんが、この香味ならイケるかな~。

そんな訳で最近はミルの調整を大事にしながらドリップしています。

皆さんも調整してみては?
結構香味って変わるもんですよ。

それではまた。



焙煎後の香味の変化について

2021-04-22 13:53:48 | 珈琲焙煎
こんにちは。
大変なんてもんじゃないご無沙汰です。
約1年かな。

この間色々ありまして、仕事が忙しいといえばそれまでなんですけど。
アッ! そーそー。
会社のホームページを新しく作りまして。
うちは派遣会社なんで珈琲とはかけ離れていますけれど、良かったら見てください。↓

https://www.createazumino.com/

そんでもってですね。
今日は、最近気になった焙煎後の香味の変化に付いてです。

何かというとこんな感じ

焙煎後初日 : すべての香味が主張する
焙煎後3日 : とても調和がとれた香味
焙煎後4日以降 : 日がたつにつれて苦みが際立ってくる
焙煎後7日目 : 苦みが若干落ち着いてくる
焙煎後10日目 : すべての香味が平坦になる

この分類は以前も書いたような気がしますが、今回は焙煎度によってこの分類が当てはまらないと言う事です。

何かと言うと、
上の分類はフルシティをベースにしています。

ですが、シティの場合は変わってきます。
4日目以前は大体同じ経過を辿るのですが、それ以降では、

焙煎4日目 : 苦みに際立つ感じがみられない。(若干強くなる程度)
焙煎7日目 : 平坦で特徴の無い香味、香りもない。
焙煎後10日目 : 白湯を飲んでいると言えば大げさですがそれに近い。

焙煎が浅いと香味の変化も違うんですね。
フルシティしかやった事が無かったので今まで全然分かりませんでした。
それに、自分の趣向も変わって来てシティが良いかな~なんて思っています。

もう一つ。

焙煎2日から3日目に特にナッツ系やらフルーツ系の独特な香味も出る事が分ってきました。

この香味の変化を楽しむのが珈琲の醍醐味ですよね。

もう一つ。

猫も元気にしてますよ。

それではまた。

最近の珈琲豆

2020-04-01 15:42:51 | 珈琲焙煎
大変ご無沙汰しています。
巷ではコロナウイルスに依って色々なところに影響が出ています。が、少しでも明るい気持ちになれる様書き進めて見たいと思います。

さて、最近珈琲の入手先を変えてみました。
と言うのも自分の焙煎が悪いのか、なんとなく同じ様な香味になってしまうんですよね。

「もっと際立った香味は無いのか~」

が事の始まりです。
で、焙煎してみたのが
コロンビア スプレモ
タンザニア ンゴロンゴロ
グァテマラSHB
ブラジルNo2
ベトナム フォーエバーグリーン18

ん??
ほとんど変わらないじゃないか。
と、思われる方が多いですよね。

しか~し。

かなり香味が違います。
理由としては問屋さんによって契約農家さんが違ったり、ほんの少しの地理的な違いだったり。
様々ですがかなり面白く味わっています。
冒険って面白いですね。
ただしベトナムの珈琲は初めてでしたがとてもびっくりな香味でして、フルシティの焙煎で酸味以外全てが主張するのにはビックリ。
この焙煎度でアイス珈琲が出来そうです。
今日は珈琲豆の量をいつもより減らして抽出してみようかな。

てな訳で、今日は問屋さんを変えたら知らない世界がそこにはあったと言うお話でした。!

言っときますけど浮気じゃないですよ。問屋を変えたのは。あくまでも冒険ですから。
はい。

焙煎の記録

2019-12-04 10:00:58 | 珈琲焙煎
こんにちは。
かなりご無沙汰してます。

今日は焙煎に使う記録用紙を新しくしました。
こんな用紙です。




今までのは苦味、酸味、甘味、コク、香りの5種類だけを判定していましたが、エグミ、生臭み、焦げ味など有ってはならない香味も判定基準に入れました。
と、言うのも、自作焙煎機はガス圧、ダンパー共に許容範囲が狭いように感じ、今現在データ取りをして各下限上限を出しているのですが、どうしてもエグミなどを数値化しないと曖昧になってしまうので、初歩的な事ですが上の様な記録用紙になりました。

エグミなどを数値化し始めてからは安定した香味が出せる様になってきましたが、とにかくダンパーはセンターが47.5%、下限が45%、上限が50%の開放度(焙煎時)なのでシビアなコントロールが必要です。

もう少しコントロールしやすい様に改造もしていかないとイカんなーと感じています。
多分排気ダクト径を大きくする事で対応できるのではないかと思いますが。

もう一つ、生豆の種類によって若干センター値が上下する様に感じています。
例えばコロンビアはダンパーセンターが47.5%でほぼ決まりだと思いますが、ブラジルの場合は若干センター値を下げないと10日目位から苦味が際立って強くなる様です。
多分豆厚、水分量、ニュークロップ、オールドクロップ等が起因すると思われますが。

今回、記録用紙を新しくして10回程度の焙煎を行っていますが、少なくとも30回程度のデータが無いと正確な基準が出来ないんでしょうね。

長い道のりです。

しかし、香味も過去の焙煎に比べ進化している事も事実です。(本当か??)

まぁ、地道にやるしかないよな。

それではまた。