Eddiy's Cafe ---Original Roasting Style---

エディの珈琲自家焙煎日記
珈琲のおいしさの追求の日々。
自分なりに焙煎を通して感じた事を綴っています。

考察 香味評価と温度の相関関係

2017-04-07 10:42:43 | 珈琲焙煎
こんにちわ。

松本は桜の開花はまだ先の様ですが、モクレンや梅の花が良い香りを運んでくれる様になりました。

桜と言えば累積温度が600度を超えると開花するとニュースで言ってましたが、それでピーン!と来た訳です。
と、言うのは、珈琲の香味と焙煎温度には何か相関関係が有って、標準的にこの値を出していれば問題の無い安定した香味になるのではないかと模索していたんですが・・・

焙煎の累積温度を時間で割って平均を出し、評価を分布させた所こんな分布図が出来ました。

X軸が平均温度でY軸が香味評価です。

このグラフから考えられるのは
1.185度から205度までの評価は比較的高く4から5
2.185度以下の温度では温度が下がる毎に評価も下がっている

まだデータ数が少なく断定はできませんが、桜と同じで見頃飲み頃は累積温度が関係している様です。

この結果を実際の焙煎にどの様に結びつけて行くかはまだ具体的にこれと言ったものは有りませんが、なるべく

「焼き始めから焼き終わりまで長時間かけて尚且つドラム内温度も上げる事」

の様に見えます。

しかし、このやり方だと温度と時間は拮抗するものなので成り立たない・・・

ここに係わってくる来るのが本体ダンパーの操作なので、その辺で解決の糸口が有りそうな気がしています。


今日の夜にタンザニアを焙煎する予定なので、この辺を考えながらやってみたいと思います。


それではまた。