Eddiy's Cafe ---Original Roasting Style---

エディの珈琲自家焙煎日記
珈琲のおいしさの追求の日々。
自分なりに焙煎を通して感じた事を綴っています。

焙煎機改造計画

2015-11-09 21:20:10 | 焙煎機
こんばんわ。

昨日の続きの改造のお話。

まずはガスボンベウォーマーから。
こんな感じになりました。


そしてボンベを取り付けたところ

燃焼室から熱を取り出す真鍮棒を上下で25mm短くしてアルミの放熱部までの距離を短くしました。
テストの結果アルミ放熱部が人肌以上に温かくなりガス圧低下を止めることが出来ました。


次にバーナーです。

セメダイン製の耐火パテで外側の穴を埋めてみました。


燃焼実験では炎の調整が思った以上にスムーズに出来るようになりました。


バーナーユニット全体です。

炎はこんな感じです。





今回の改造でよかった事は、燃焼室の温度をバーナーの火の調節で上げ下げが可能になったことです。
以前はどんなに小さくしても若干ずつ上がって行ったのを、廃熱ダンパーの調整でかろうじて下げられる程度だったのが、思った様にコントロールできる様になったのは想像以上でした。

これで次の焙煎が楽しみです。


ちなみにこのオーブン用温度計を燃焼室壁面に埋め込んで使っています。

まだ「東ティモール」の生豆が200グラム有るので、明日は早速焙煎してみますね。

うーん。わくわくして眠れなそー。
でも寝よう。

それではまた。

ブラジル Yamamoto農園

2015-11-08 20:23:38 | 珈琲焙煎
こんばんわ。

今日は「ブラジル」の結果です。

まずはデータをどうぞ。

--------------------------------------------
珈琲 : ブラジル
産地 : セラード地域 Yamamoto農園
焙煎度 : フルシティ
<香味>
苦味 : 3
酸味 : 1
甘み : 3
コク : 4
香り : 3
--------------------------------------------

こんな感じの珈琲に仕上がりました。

かなり前に同じ豆のフレンチを焼いていたのでデータを出してみました。


グラフにすると


ほとんど変わりませんが、浅煎りの方が苦味が少なく酸味が若干ある分飲みやすい香味になっています。
焙煎度をシティにすれば、もっと酸味が上がって調和の取れた珈琲に仕上がりそうな感じですね。
次の機会に挑戦してみます。

さて、昨日の焙煎機のバーナー改造計画は、手っ取り早く耐熱パテでバーナーの穴を塞いで半分程度にしてみようかなと思い、今日分解に取り掛かりました。
ついでに、ガスカートリッジウォーマーが思ったように作動していなかったので、そちらも改造しました。

近いうちにご紹介できると思います。

短いですが今日はこの辺で

それではまた。

ブラジル Yamamoto農園 と焙煎機

2015-11-07 21:49:16 | 焙煎機
こんばんわ。

昨日は「ブラジル」を焙煎してみました。

抽出は明日になりますが、焙煎機の特性がまだ把握出来てないせいか、200グラムの焙煎はコツが要りそうです。
と言うのもこんな結果です。

前回の「東ティモール」もそうですが200グラムはこの焙煎機だと焙煎度が早く進む傾向にあります。


ちなみにこれが前回の「東ティモール」のデータです。

グラフは
「ブラジル」

「東ティモール」


12~13分で焙煎終了となってしまいます。

火力は「ブラジル」の方が若干弱く設定してある分、焙煎の進行は遅いんですが、それでも18~20分程度の時間で仕上げたいとなると火力を更に弱めても難しそうな気がします。


バーナーを一本にするか、中間に鉄板を入れて半直火にするか、どうしたものか悩んでいます。

物の本によると 直火→半直火→熱風 になるに従って香味の個性が出なくなると書いてあります。

バーナーを一本に改造すると本体側も改造することになり、結果としてガスボンベが本体に格納できなくなりそうです。
鉄板を入れて香味を犠牲にしたくはないし・・・
よわった


のえる曰く
「えっ!? おいらに聞いてもわかんないよ。」
だそうです。

しょうがない。おいらも寝て考えよう。

それではまた。

生豆の話

2015-11-05 21:50:47 | 珈琲焙煎
こんばんわ。

今日は生豆の話しを少々。

まずは写真を見てください。

今日買ってきました生豆2種類です。
左が「東ティモール」右が「ブラジル」です。

----------------------------------------------
データ
東ティモール
エルメラ・アイレウ県の小規模生産者
アラビカ種ハイブリッド・デ・ティモール
サイズ 17up
ウォッシュ方式

ブラジル
ミナスジェライス州
Yamamoto農園
スクリーンサイズ 17-18
----------------------------------------------

最近のスペシャリティコーヒーは豆の規格化が厳密に行われていて、どれだけ手間をかけているかを見てみます。

まずは「東ティモール」

左の下はクズ豆です。左上がピーベリー豆。
右の大きな集団とピーベリーが合格です。

続いて「ブラジル」

右下がクズ豆。左の集団が合格。
ピーベリーはありません。


こんな感じで地域毎、生産形態毎に品質が違います。
また、ブラジルにピーベリーが無いのは、この農園でピーベリーだけ選別し特別なロットとして販売しているからです。
ピーベリーは種子の中の豆の部分が通常は左右二つに分かれていますが、何かの原因で片方が育たずもう一方だけで育った豆の事を言います。なので栄養分が一粒で倍になっている分美味しく、付加価値が付いています。

世界中のコーヒーそれぞれが全て独自の規格で出来ています。
今回の東ティモールはまだ良い方だと思います。
日本の農業の良いところをコーヒー生産に生かせれば、もっともっと美味しいコーヒーが出来るのになーと思います。

最終的には焙煎でこんな感じになります。

じっくりと時間をかけて蒸らし焙煎をすると、この様に一回り大きく膨らんで、中にアロマと香味が形成されてくるわけですね。

何!?膨らんでない!
まだまだ初心者なもんで。
精進します。

それではまた。