ISIの上にも30x年

映画を見た時の感想を入れときます

2022/05/14 「シン・ウルトラマン」

2022-05-14 00:00:02 | 日記
「シン・ウルトラマン」

 「シン・ゴジラ」は、実際にゴジラがいたらと言う視点が描かれていた。
本作はウルトラマン(と戦う怪獣や宇宙人)が実際にいたらと言う視点
で描かれてるはずで
情報量がぐんと増える気もするけど、どういう事になるかは関心あるところ。
ゴジラは毎作劇場で見ているのに対し
ウルトラマンは、昔々実相寺昭雄版を劇場で観たけど
基本的に劇場では観てこなかった。(最近のはビデオでも観てない)
だけど、本作は特別感があるので観ます。

 事前にわかってる情報は
 ・ウルトラマンにはカラータイマーがないらしい。(元々のデザイン通り)
 ・ネロンガとガボラが出るらしい。他にも出るかは不明。
 ・ザラブとメフィラスも出るらしい。
 ・「そんなに人間が好きになったのか」と言うセリフが宣伝文句になっているので
ゾフィが出てくる最終回まで描かれるに違いない。(たぶんゼットンも出る)
 ・メフィラスは山本耕史が演ずるらしい。
 ・怪獣は禍威獣、科特隊は禍特対と呼ばれるらしい。
 ・登場人物の名前は、オリジナルとは違うらしい。

神永 禍特対隊員。実はウルトラマン(斎藤工)
浅見 禍特対隊員。実は巨大長澤まさみ(長澤まさみ)
滝 禍特対隊員
船縁 禍特対隊員(早見あかり)
田村 禍特対班長(西島秀俊)
宗像 禍特対室長
ザラブ 外星人。実はニセウルトラマン
メフィラス 外星人(山本耕史)
ゾフィ ウルトラマンの上司的存在(ゾーフィ)

起:日本に怪獣が暴れ、それを倒す巨人ウルトラマンも現れる。
承:宇宙人ザラブやメフィラスが人類を翻弄する。
転:人類が兵器化可能と分かり、ゾーフィはゼットンに地球を滅ぼさせようとする。
結:ウルトラマンが犠牲になり、地球の危機を阻止する。

[本作のざっくりしたあらすじ]

 日本に禍威獣と呼ばれる怪獣が現れ、対応する為、禍特対と言う組織が結成される。

 冒頭は、オリジナルのウルトラマンを思わせるタイトルシーン。
文字が渦巻いて、最後に読めるようになる訳で
ウルトラQ、ウルトラマン、ウルトラセブンとその手法が取られたが
ウルトラマンでは、最初に「ウルトラQ」と出て、その後「ウルトラマン」に変わる。
シリーズ続いてんすよと言うアピールが好きだったけど
本作では「シン・ゴジラ」と出て、「シン・ウルトラマン」に変わる。
シン・ゴジラからのシリーズだと言うアピールだと感じるが
ウルトラQの立場は?と思うと、ちょっと複雑な感じ。
 だが、ウルトラQ的な不満を感じたのは、一瞬だった。
冒頭に怪獣ゴメスが現れたと紹介されたのだ。ウルトラQの第1話に出た怪獣です。
人類にとって初めての怪獣で、つまりシン・ゴジラのような騒ぎがあったに違いない。
ゴメスを皮切りに、様々な種類の怪獣が現れる。(すべて日本に)
現れたのは、マンモスフラワー、ぺギラ、
ラルゲリウス(「鳥を見た」の鳥)、カイゲル(ゴーガ)、パゴス。
それが次々画面に表示され、目が回る感じ。
怪獣はネロンガとガボラだけかもと心配していたが、この勢いに圧倒される。
凄い事になりそうだと期待が膨らむが、この後の怪獣登場ペースはぐっと落ちる。
怪獣は、この世界では禍威獣、対応する為に結成された組織は禍特対と呼ばれる事に。
そこは、怪獣、科特隊のままでも良かった気がするけど。


 ネロンガと言う怪獣が現れ、現れた銀色の巨人ウルトラマンが退治する。

 山に怪獣が現れる。(私的には怪獣で行きますね)
姿は見えないのだが、山が削れたりして、怪獣が動いているのは明らかだ。
サーモグラフィーでその場所も確認され、攻撃には問題ない。
自衛隊が出動。禍特対も出動し、自衛隊のテントに同席する形に。
以前の科特隊のように、独自の武器で戦ったりはせず
あくまで禍特対は怪獣関連の分析の専門家で、攻撃するのは自衛隊と言う役割分担。
 メンバーは班長(昔で言うところのキャップ)の田村以下、ベテランぽい神永、
スタートレックやサンダーバードのオモチャを集めてるそっち系の専門家滝、
生物学者でマニアっぽい女性の船縁。
連絡が入り、怪獣はネロンガと名付けられる。
大臣だかのセンスで名付けられると言ってた気がします。
ただ、そのやり方だとネタ切れになりそうで
台風みたいに、怪獣1号、2号とかにした方が合理的な気がするが。
テントが揺れて「現状報告を!」みたいに叫ぶシーンは、室内で騒いでるだけなので、
学芸会的でちょっと気恥ずかしい。
 ネロンガの狙いは発電所で、電気をエネルギー源としているのだ。
それならばと通電を止めるが、そうするとネロンガが暴れ出す。
ここは電気を与えておいた方が良かったかもなんて話も出る。
周囲の住人は避難していたが、神永は子供が逃げ遅れているのを発見。
助けに行くと言って、1人テントを抜け出して急行。
爆発が起き、神永と子供は巻き込まれたかに思えた。
 そんな中、銀色の巨人(つまりウルトラマン)が現れる。
これに禍特対や自衛隊は混乱。新たな怪獣かも知れないからだ。
あれは裸なのか、服なのかなんて話も、話題になる。
だが、巨人は手を交差させ、光線(つまりスペシウム光線)でネロンガを攻撃。
昔は割に近い距離で光線攻撃していたが、
本作では結構離れた位置から攻撃し、
途中にある山もちょっと破壊したりして、威力が凄いのは伝わる。
ちなみにこのウルトラマンには、カラータイマーがない事が話題になった。
オリジナルのデザイン担当である成田亨はカラータイマーが嫌いだったと言う話があり
そこへ戻ったと言う事か。
ただし、本作でもウルトラマンの危機を知らせる目的は重視しており
ピンチになると、体の柄の色が赤から緑っぽくなったりする。
 巨人はネロンガを倒すと飛び去る。
巨人はウルトラマンと名付けられるが、正義の味方と確定した訳ではない。
そして、死んだかに思えた神永が無事戻ってきて、一同を驚かせる。


 さらにガボラと言う怪獣が現れ、またもウルトラマンが退治。
ウルトラマンが正義の味方なのかについては、判断が見送られる。

 禍特対は新しい組織なので、いろんな組織から出向したエリートが集まった形に。
新たに、どこやらから来た女性メンバーの浅見が加わる事に。
班長は、浅見と神永をバディだと決める。
バディなんて言うとコンビの刑事みたいだけど、
最後まで観ても、コンビで活動してる感はなかった。
神永はクールな感じで単独行動をし、浅見を困惑させる。
クールなのが元々なのか、ネロンガの件以降(ウルトラマンになってから)なのかは、
本作を観てる中ではわからない。
 新たに怪獣ガボラが現れる。ガボラはパゴスに似ていると指摘される。
オリジナルでは着ぐるみが流用されている経緯があり、
似てると指摘されるのもマニア心をくすぐる。
(ちなみにネロンガも同じ着ぐるみだったらしい)
ガボラは放射能を含む光線を発する事から、攻撃は危険だと言う話に。
 そこへ再びウルトラマンがかけつける。浅見は初めて見るウルトラマンに興奮。
ウルトラマンもガボラが爆発しないように攻撃して倒し、持ち上げて飛び去る。
 2匹の怪獣を倒した事から、ウルトラマンは人類の味方ではと言う雰囲気になるが
そうとは限らないと警戒する者も。
オリジナルでは第1話で人々はウルトラマンを信頼するようになるが、
現実ならば当然の反応です。


 外星人ザラブは、ウルトラマンは人類の敵だと日本政府に訴える。

 そんな中、ザラブと言う宇宙人(劇中では「外星人」と呼ばれる)が現れ、
日本政府に交渉を求める。
(ちなみに、ザラブは透明になる事ができる)
ザラブは、ウルトラマンを人類の敵だとし、自分たちと条約を結ぶべきだと訴える。
禍特対の連中は、ザラブだけを一方的に信用する訳にはいかな警戒するが
交渉を求めてきたザラブに対し、
ウルトラマンは、怪獣と戦う時以外は現れないので、
政府はザラブの方を信用するように。
ザラブの要求は、日本が鎖国を終えた時のような不平等条約なのだが
何となく受け入れそうな雰囲気になる。


 ウルトラマンが暴れるが、それはザラブが変身した偽者と判明。
 ウルトラマンが偽者を倒す。

 そんな中、ウルトラマンが街中に現れ、ビルを破壊する騒ぎが発生する。
オリジナルを知ってる人なら、何が起こっているかは明らか。
ザラブ星人はニセウルトラマンになったんです。
オリジナルのニセウルトラマンは目が吊り上がっていたりして、
一目で怪しいのに隊員は誰も偽者と気が付かなかったが
本作のニセウルトラマンは、目が少しカクカクしているものの、
パッと見、本物と見分けがつかない。
禍特対も困惑するが、浅見が(ニセ)ウルトラマンに捕まってしまう。
公開時に、長澤まさみがウルトラマンの掌の上に乗っている映像が公開されたが
それはウルトラマンではなくて、実はニセの方だった。
ザラブの言う通り、ウルトラマンは悪い奴だったと人々が信じるように。
宇宙人にしては、割に単純な作戦です。
 そこへもう1人のウルトラマンが飛来。もう一人いる!どっちが本物だと言う話に。
浅見が弾き飛ばされて、空中で本物のウルトラマンが受け止め、解放する。
その頃から、ニセの方の姿がチラチラするようになり、
人工的にウルトラマンに見せているとわかる。
ザラブは透明になる技術の応用で、ウルトラマンに扮していたのだ。
結局、本物のウルトラマンはニセウルトラマンを倒し、
政府は、危うくだまされる所だった事を反省する様子は見せない。


 浅見隊員が巨大化する騒ぎが発生。
 外星人メフィラスが力をアピールし、日本政府と組んで契約を独占しようとする。

 神永は以前から単独行動していたが、今度は浅見も姿を消し、
禍特対の連中も心配している中、ビル街に巨大になった浅見隊員が現れる。
オリジナルのメフィラスの回では、フジ隊員が巨大になるエピソードがあって
本作では長澤まさみがヒロインになるから
考えてみれば、巨大長澤まさみは必須だったんだけど、個人的には盲点でした。
その手があったかと。
巨大フジ隊員は科特隊の制服だったけど、
巨大長澤まさみはスーツ姿で、スカートの中が見えそうなのも魅力的。
 巨大長澤まさみは何かに操られている様子で、ビルを破壊したりするが
途中で動かなくなり、倒れてしまう。
その後はガリバーみたいに縛られ、
なぜ巨大化したのかは禍特対にも解析不可能とされる。
 その後、メフィラスと名乗る宇宙人が現れる。
ザラブは宇宙人顔だったけど、メフィラスは日本人の姿(山本耕史)で
やたら日本語の格言を言って、「私の好きな言葉です」と言うのが決まり文句。
メフィラスは能力があるのを示しつつ、ザラブと同様に政府に交渉を求める。
浅見隊員を元のサイズに戻すが、ネットでは彼女の話題で持ちきりに。
メフィラスは、力を示す為だったと詫び、このネットの情報も消してみせる。
一度ネットに流れた情報は、完全には消せないと言われてるから
それが出来るとしたら、それは物凄い技術の持ち主と言う訳です。
 ここらへんから事情がよくわからなくなってくるけど、
宇宙人からすると、地球人は巨大化させて兵器として利用する事が出来るらしい。
(他の宇宙人はそうはならないと言う事か)
それで、各宇宙人は以前から地球を狙っていた。
その為に、手先である怪獣を送り込んだりしたが、
たまたまその場所が日本だったとの事。
日本だけに怪獣が現れるのは、そういう事情だったんですね。
メフィラスは日本政府と取引し、他の宇宙人を排除して、
自分たちが独占しようと企んだのだ。
日本政府も、何かわからんけど日本だけ特別扱いを受けており、この話に乗る事に。
実際にあったら、他国政府が利得を横取りしようといろいろ画策するでしょうな。


 メフィラスは反発するウルトラマンと対決。メフィラスが引き下がる。

 その頃には、ウルトラマンは神永であると言う事が、知られるようになっていた。
何で明らかになったか忘れたけど。
地球人が巨人に変身する事があり得るのか、と言うあたりは特に問題にはならない。
実は、ネロンガの騒ぎの時に神永は死亡しており、
ウルトラマンは彼を助ける為に一体化していた。
各組織は神永を味方につけて、政治的に利用しようとするが、
神永は神出鬼没で、なかなか捕まらない。
 そんな中、神永の前にメフィラスが現れ、仲間にしようとする。
居酒屋で話したり、公園のブランコで話したり。
その人間くさい場所選択は、ウルトラセブンのメトロン星人を思わせる。
だが、神永は受け入れず、ならばと巨大化して戦う事に。
工業地帯でウルトラマンと、真の姿を現したメフィラスが戦う。
オリジナルのメフィラスとは微妙にテイストが違うが、紳士の戦いと言う感じは同じ。
優劣つかない感じの戦いが続くが、
メフィラスは後方にウルトラマンに似た巨人が飛来するのを目撃。
すると、争いはよそうと言って、メフィラスが引き下がる形になる。


 ウルトラマンの仲間ゾフィは地球の存在が危険だと感じ、
最終兵器ゼットンで地球を破壊しようとする。

 実は、飛来したのはウルトラマンの仲間だった。
オリジナルを見た人ならゾフィだとわかるが、
本作ではゾーフィと呼ばれて、厳密には別人扱いらしい。
ゾフィがウルトラマンと同じようなヒーローであるのに対し
ゾーフィは冷酷な所があって、別キャラと言う事にしたかったのかな。
個人的には、キャラの設定が違うんだと解釈して、
その違いはあまり気にしなかったけど。
 ゾーフィことゾフィは、地球人が兵器化できる事を問題視。
そういう事なら、地球自体を破壊した方がいいと言い出す。
神永は、「ゼットンを使うのか」と聞くと、ゾフィはそれを認める。
ゼットンは、オリジナルのようにゼットン星人の怪獣ではなく
ゾフィらが、惑星を滅ぼす時に使用する最終兵器だった。
 最終兵器と言いながら、オリジナルと同じサイズの怪獣が投入されたら
それで地球が破壊できるのかと思ったけど
本作のゼットンは、地球の上空で待機する巨大な宇宙ステーションみたいなやつで
(形はオリジナルのゼットンに似てる)
何の必要があるのか、「ゼットン。。。」とオリジナルのように鳴き声(?)も出す。
ゼットンは、1兆度の炎で攻撃するとされている。
滝隊員は、そんな高温で攻撃されたら、太陽系が消滅すると言う。
1兆度の炎は、オリジナルのゼットンの設定だったが、
現実にはありえないと「空想科学読本」で言われた事を意識した感じのセリフだ。


 ウルトラマンはゼットンの攻撃を阻止するが、自身が犠牲になる。

 各国はこの事態に焦るが、
アルマゲドン的な作戦を展開するでもなく、
ただおろおろと人類の最期の時を待ち続けていた。
神永は特攻隊的な作戦を考え、浅見もその覚悟を知る。
それでも確実なやり方ではないが、浅見はやるしかないでしょと、神永の尻を叩く。
(本作の浅見は、自分の尻も叩くし、同僚の尻もやたら叩く)
結局、ウルトラマンの特効的攻撃で、ゼットンの攻撃は阻止されるが、
ウルトラマン自身も犠牲となる。


 ゾフィはウルトラマンを連れ帰ろうとするが
ウルトラマンは分身である神永を助ける事を選ぶ。

 死んだウルトラマンの前に、再びゾフィが現れる。
ゾフィはウルトラマンの覚悟を評価し、地球を破壊する事は辞めると告げる。
その上で、ウルトラマンを連れ帰ろうとするが、
ウルトラマンは、そうなれば神永が死んでしまうとためらう。
オリジナルでは、ゾフィが命を2つ持ってきていた為、
ハヤタもウルトラマンも助かるが
本作でその裏技はなくて、神永を助ける事になったので、
ウルトラマンが犠牲になった事になる。
 神永の目が開き、心配していた浅見らは「お帰り」と声をかけるのだった。

 と言う訳で、冒頭に、シン・ウルトラマンのタイトルが、オリジナル風に出る。
オリジナルは、最初に「ウルトラQ」と出て、「ウルトラマン」に変わったが
本作は「シン・ゴジラ」と出て「シン・ウルトラマン」に変わる。
つまり、かの作品のシリーズっていう意識なのかな。
それでかはわからないけど、竹野内豊が「シン・ゴジラ」と似たような役柄で出演。
その後、いきなり怪獣が出て、ゴメスと紹介される。
つまり禍特対が結成される前段階として、ウルトラQの怪獣を出してきた訳。
マンモスフラワーとかぺギラとかが凄い勢いで出てきて
ネロンガとガボラしか出てこないかも知れないと思っていたから
その圧倒的な情報量にちょっと頭を抱える。ただし、この勢いはここまで。
 禍特対が結成され、いろんな組織から優秀なメンバーが集まる。
彼らの活動は分析とかをメインにして、実際の攻撃とかは自衛隊に依頼すると言う形。
昔からあった組織ではないので、このやり方は納得感がある。
自衛隊からは嫌われそうだけど、そういう描写はない。
そうこうする内に禍威獣が現れ自衛隊が攻撃するが、効果はない。
そこへ銀色の巨人、つまりウルトラマンが現れ、禍威獣を倒す。
だが、人々はウルトラマンを盲目的に信頼する訳ではなく、禍威獣と同様の扱いをする。
これも実際に現れたらありそうな話です。
 やがてザラブが現れ、ウルトラマンは敵だと政府に訴える。
実際、ウルトラマンが暴れた為、政府も信じてしまうが、
真相がどういう事なのかはご承知の通り。ニセウルトラマンです。
ザラブを倒すと今度はメフィラスが現れ、またも政府を懐柔しようとする。
怪獣が日本にしか現れないのは、たまたまみたいだけど
おかげで、必ず毎回まず日本政府に話を持ち掛けてくる。
ちょっとだけ米軍は出てくるけど、米国政府は出てこないので、ここは違和感あり。
メフィラスと言えば、オリジナルではザラブやバルタンを操る能力を見せたが
本作ではそれはなくて、代わりに巨大長澤まさみが出てきました。
これは意表を突かれたが、巨大フジ隊員の流れで面白い。
(ネットで見ると、皆予想してたみたいだけど)
 ちなみに、本作が面白かったのはここまで。
ウルトラマンが変身するのにはベータカプセルが使われるが、
そのエネルギーを利用して人類を兵器化できるとかできないとか言う話が浮上。
ちょっとピンと来ない話だけど、終盤はこの話が延々と続く。
これがこの作品の評価を落としてると思う。
ゴジラだけと戦っていた「シン・ゴジラ」と違って
複数の敵と戦う都合上、盛り上がりが散発的になっているのもマイナス。
どうせなら出してほしかった怪獣や宇宙人(残りはバルタンだけど)もいたし。
何作かに分けた方が良かったかも。
オリジナルではウルトラマンもハヤタも生き延びたが、
本作のウルトラマンは死んだように思えるので、続編は作らないのかも。

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