久し振りに映画鑑賞をしてきました。前回映画を見たのが何時だったのか記憶が無いほど久し振りの映画鑑賞です。平日の昼間なので113名定員の劇場に約10人程の観客でした。同時期封切りのスコセッシ監督の「沈黙」はTVCMがバンバン流れていましたが、それに比べると地味なプロモーションでしたのでコチラの客入りが心配です。
元CIA職員が明かすアメリカ政府による国民監視システムの実態に迫る驚愕の作品です。アメリカの国家安全保障局（NSA）が国民の膨大な通信データを秘密裏に収集しているという衝撃的な告発でした。「テロとの戦い」を大義名分にアメリカ国内は勿論、世界中を監視下に置き情報を収集・分析するシステムを既に構築しており、その情報を基に世界中で違法な諜報活動を行っていると言う告発映画です。スノーデンの証言によると日本で活動していた期間にはインフラ設備をダウンさせる為の違法なプログラムを各所に組込む事まで行ったいたと言うのです。アメリカは表向き「同盟関係」と友好関係を装っても裏で時限爆弾を仕掛ける恐ろしい国だと言う事を改めて思い知らされ映画です。
恐ろしやアメリカ！ でもその国家機密を命を懸けて告発する「スノーデン」が現れ、それを題材に映画を創るオリバー・ストーン監督のような人物が存在するアメリカという国は日本よりは遥かに健全なのかも知れません。
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