機関車回想

記憶の彼方から消え去る前に…

東北特急【はつかり号】運転記念スタンプ

2015-10-10 00:00:00 | 鉄コレ




1958年(昭和33年)10月10日誕生の東北特急【はつかり号】運転記念スタンプカバー

自分…むかしむかし切手収集少年時代がありました。
そんな経緯からか、ヤフオクがスタートした頃…郵便=鉄道関連の物を落とす事もあり
国鉄・上野駅の記念スタンプと下谷局(現 上野郵便局)の記念消印が押された記念カバーが目に付き落札しました。
この記念カバーは、下谷局(現 上野郵便局)から青森郵便局留置で出され青森の着印(消印)が押されています。
1列車【はつかり】上野12時20分→青森0時20分ですので、青森局の消印時刻が前0-8とタイミングも合っていて、
岐阜県**局内・初日カバー同好会の方が作成された物ですが、実逓便で作成するなんて素晴らしいセンスだと思います。
郵集家便なので複数作成されていると思いますが、青森局留置で青森局から返送された形跡もありませんので、青森で引取りされているのかな?
【はつかり】編成には、スハニはありますが郵便車の連結は有りませんので、別の列車で運ばれたと思いますが、
出された方が、青森行【はつかり】に乗られて青森で引取ったのかな?なんて思いを巡らせる楽しみもあります。
記念スタンプ、消印、記念印と同じ傾きで揃っているのもお気に入りです。

56年前か…生まれる前です。

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3 コメント

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失礼しました (ぃょう@某家頁管理人)
2015-10-12 00:43:59
郵便屋の仕事を本職より知ってますね!鋭い。
何だか恥ずかしいやら逆にためになったやらで国立の研修所に行って郵便取扱規定を買ってこようかと思ったりしたところです。
何せ窓口業務の経験のない現場勤めが長く、言葉が足りない人間なもので、知らない事も多く無知を晒す結果になりました。申し訳ありません。
また郵便局にはそういう規則を知ってる人間も数いた一方、ひたすら自分の仕事(と自分の趣味)に打ち込む人間も数多くいました。自分もそんな一人でありますが、今回コメントさせていただいたことで図らずも多くの事柄を勉強させていただきました。ありがとうございました。

以上この件はこれにて。失礼いたします。
返信する
記念カバーについて (臨A1)
2015-10-11 14:53:08
ぃょう@某家頁管理人様

コメントどうもありがとうございます。

現在、規則がどうなっているのかは、不明ですが、
自分なりの見解を書かせて頂きます。

>「受取人」の名前がありません
■受取人名ですが、【青森郵便局留置】これで、受取人名になると思います。
裏には、差出人名が記載されていますので、(岐阜県**局内・初日カバー同好会)
窓口もしくは、ポスト等へ投函された時点で郵便物になると思われます。
(この記念カバーは、窓口で記念印押印指定の受付便だと思います)

>下谷の風景印は公式な日付印ではなく
■下谷局記念印は、正式な公式消印となります。
現在でも窓口で、風景印(記念印)を押印指定して差出出来るはずです。

>ホームにいる郵便車のドアを叩いては
■日付印を押印してもらうには、切手を貼った台紙か、
切手その物に押印しもらうかしないと貰えないはずですので、
だだの白紙を出して押印して貰う事は出来ないと思います。
(現場の判断で内緒で押す事も有ったかもしれませんが…)
ドアを叩いてもらうのは、切手を貼った台紙か切手を差出してだと思います。
この記念カバーには、差出局分の切手一枚しか貼ってありません。

>局の時間外窓口(現在のゆうゆう窓口)
■青森局の着印ですが、当時、時間外窓口業務はあったのでしょうか?
もし窓口が有ったとしても切手が貼ってないと押せませんし、
前0-8の時間帯の押印は、特殊で押してもらうには、
速達扱いの金額以上でないと押印してもらえないはずです。
この記念カバーには、青森局で押印してもらえる切手が貼ってありません。
速達・局留置指定には、届くと集配局の着印として消印が必ず押されました。
(現在、どうなのか判りません)

■この記念カバーですが、
上野駅で、国鉄記念印を押して下谷局の窓口へ持込み記念印押印指定で差出した物だと思います。

郵便物として運ばれ青森局で着印を押され、差出人が引取られたと思われます。
留置きが引取りされない場合は、差出人へ返送されますが、返送時に返送状?が糊付け添付されます。
このカバーには、返送の形跡がありませんので、青森引取りだと思われます。
ただ岐阜県**局内・初日カバー同好会の方が作成されている物ですので、
仲間内のやり取りで、直接引取らずにまとめて送り返してもらってるかもしれませんが…

郵便の記念カバーは、出さずに作製する事も出来ますが、実逓で作製した場合、
郵便として運ばれた証明が重要です。
この記念カバーは、【青森郵便局留置】として差出す事で、
青森局の着印が押され郵便物として出された事が証明できます。

この記念カバーは、一捻りして青森局の着印が押されるのを狙って作製していると思います。

これと同じ物を見かけた事も有りますし、この件以外にも色々と作製されています。
鉄道以外では、航空便就航記念カバーなど多数作製されています。


以上、私なりの見解ですので、間違いも有ると思います。
返信する
昔はこういう郵便趣味の人がいました (ぃょう@某家頁管理人)
2015-10-11 06:23:52
よくみてみると、郵便物にはあって然るべき「受取人」の名前がありません。ので、郵袋に入れられて送られた「郵便物」ではないと思います。また下谷の風景印は公式な日付印ではなく、飽くまで記念印。尤も切手に色が入った時点で再使用はできなかったので、現在このまま通るのも多いです。
また鉄郵出身者の方々から聞いた話では、ホームにいる郵便車のドアを叩いては日附印をもらう人もいたらしいので、局の時間外窓口(現在のゆうゆう窓口)では簡単に日付印が貰えたようです。
恐らく下谷で前もって記念印をもらい「はつかり」で青森まで行ったあと、浦町にある青森局の時間外窓口で日付印をもらったものでしょう。
返信する

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