小説「木崎ゆりあと反転世界」第4話です。
久しぶりの更新になってしまいました。
存在がばれそうになったゆりあ。いったいどうなる!?
ではお付き合いお願いします~
「木崎ゆりあと反転世界」
第4話
ゆりあは突然質問をされた。
ゆりあ(反転)「貴方、反転世界の木崎ゆりあさんですよね?」
しかもそれが反転世界の自分から。
とりあえずゆりあは返答してみた。
ゆりあ「いえ、違います。」
ゆりあ(反転)「えっ…!?違うんですか?」
ゆりあ「えええっ…誰なんだろうな~そいつ。」
無理やり男口調で話してみる。
ゆりあ(反転)「おっかしいな…。確かに僕と反対の性格に見えたんだが…。」
まなつ(反転)「人違いだろww木崎も間違いするんだなwwwww」
反転世界の茉夏がにやにやしながらゆりあ(反転)に茶々を入れる。
ゆりあ(反転)「人違いでしたか…すいません」
ゆりあ「いやいやいやwwとんでもないww」
あいり(反転)「おめーら…。列車きたぞオイ」
いつの間にかホームには列車が到着していた。
それにしてもすごくオンボロ…。ちゃんと整備をしているのかが気になるが…。
れな(反転)「だから列車は嫌いなんだよ…。」
ゆりあ『玲奈さんが列車についてグチるなんて…。やっぱり反転してる…。』
あいり(反転)「おい玲奈、ぐちぐち言ってんじゃねーよ」
れな(反転)「は?うっせーんだよ」
突然玲奈と愛李(両方とも反転)がけんかを始めた。
ゆりあ(反転)「おいお前らやめろ!!」
それを必死に止める反転ゆりあ。
まきこ(反転)「おい、もう発車すっぞ」
3人「ウイッス」
こうして列車は大阪へと向かう。速度は結構ノロい。
岐阜駅に停車。いきなりここで機関車が故障したようだ。
しかしみんな何も言わない。
ゆりあは内心もどかしかった。新幹線になれちゃってるし。
ゆりあ「まだつかないの~?」
先頭の客車に乗っていたため、機関車の付け替え風景を見ることができた。
な~んか見たことあるような車両が…。
ゆりあ「まさか…。あれって…。」
救援に来ていたのはもちろんの通りさっきの車両(国鉄EF66型電気機関車)。
連結した後、平然と発車していく。
なんでか車内が騒がしい。
かのん(反転)「こ、こんなに…早く発車できるんだ…。」
みき(反転)「こんな感じで動いてくれるといいんだがなあ。どうなるこっちゃ。」 ※反転みきてぃ(矢方美紀ちゃん)のセリフ。
列車は愛知、岐阜を超えて滋賀県へ…。
ゆりあ「これからどうなるんだろう…。」
続く!!
今回はここまでです。
一応やり過ごしたゆりあ。しかし大阪では別の刺客が待ち受ける!?
第5話に続く!!