海山散歩人

古希を過ぎても、ライフスタイルは変わりようもなく、ジタバタしながら生きている高齢極楽トンボのブログです。

相模国分寺の七重の塔

2022-09-22 | 近隣散歩
思わぬ発見があるものです、自分の雑学と天平時代が繋がりました

海老名市で仕事の日、早朝出勤が辛いから今期二度目の前泊をして無事に仕事を終えることができた。

前日の夕方に家を出て、途中駅で財布を忘れたのに気がついて振出しに戻ったりと忙しなく、他にも無駄な出費が多く今回のバイト代はマイナスに違いない。

夜暗くなって海老名駅に到着


昔と比べると、すっかりお洒落で賑やかな街になっている。
何年くらいかかって様変わりしたのだろうか、数十年前は田園風景が広がる街だったと記憶している。

夜ご飯はホテル近くのファミレスで


翌朝、仕事場に行く途中、駅前の公園を歩いていると立派な七重の塔が忽然と現れる。
どうしてここに七重の塔があるのだろうと思っていたが(初めて見たときは五重塔と思っていた)、案内板を見て納得した。

約三分の一のスケールで復元したモニュメント


天平年間に聖武天皇が国家の安泰を願い諸国に建立した国分寺、相模の国は海老名市に建立されたのだった。

これで思い出したのが横須賀市の知人の話、彼は考古学が趣味で古代の遺跡や土器などを発掘している。

彼は、何年か前に横須賀市の芦名で天平の瓦を作っていた窯跡を発見してその訳を辿ったら、その瓦は船に積み込んで相模湾から相模川を遡って海老名の国分寺に運ばれたとのことだった。

その歴史はすっかり頭の隅っこで眠っていたけど、早朝に七重の塔を見上げて案内板に目を通したらバッチリ目が覚めた。

思わぬ発見をして足取りが軽くなる


歴史深い町もすっかりとお洒落なニュータウンに変貌して、住みやすい人気の街に生まれ変わっている。

そういえばホテルの向かいの中華レストランも天平時代をイメージしたのだろうか


何回か通った道々に思わぬ歴史と出会えて、マンネリ化した脳内が活性したような仕事日でした。

半年前に前泊したとき、向かいの中華レストランで食べてみたかったけど一人で入る勇気もなく、バイト代が大赤字になるかも知れないと足が止まった。

ひょっとして中華レストランは、天平の時代や相模国分寺と三浦半島の歴史や文化に何らかの関わりや興味があるのだろうか、もしそうなら赤字覚悟で入店したいと思っています。


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