幸せに生きる(笑顔のレシピ) & ロゴセラピー 

幸せに生きるには幸せな考え方をすること 笑顔のレシピは自分が創ることだと思います。笑顔が周りを幸せにし自分も幸せに!

「エミールと探偵たち」エーリヒ・ケストナー作 ”お話から学ぶこと”

2020-10-14 00:18:22 | 本の紹介
エミールがお母さんから預かったお花と手紙、そして140マルクのお金をベルリンに住むおばあさんの所へ届ける途中車内で140マルクを奪われます。
その泥棒を追いかけます。途中仲間ができ一緒に取りかえすのを協力してくれます。
その泥棒は実は銀行強盗で、捕まえた人に1000マルクの賞金がかかっていました。
このお話の教訓
1)「人間は信用するべからず!」エミール(主人公の少年)
2)「子どもには、けっしてひとり旅をさせるべからず」エミーのお母さん
3)「みんなまちがっている。お金はかならず郵便為替でおくるものなり」エミールの祖母

著者の言いたい教訓は別にあります。
 夫のなくなったあと、女手ひとつでエミールをそだて、エミールを学校にかよわせ、本代や月謝を払うために、朝から晩まであくせく働いているおかあさんのりっぱさ。エミールは、こういうおかあさんの気持ちを知っているので、子どもは子どもなりにすこしでもおかあさんの愛情にむくいたいと思って、一生けんめい勉強して模範少年になろうと努力しています。
 どろうぼうにたいせつなお金をぬすまれてこまっているエミールを助けるベルリンの子どもたちの義侠心。
 しかし、ケストナーがこの小説の中でみなさんに一ばんわかってほしかったのは、そんなことではないのです。ケストナーはこういうことがほんとうは言いたかったのだと思います。
「みなさんはおとなになっても、エミールたちの気持ちをなくしてはいけませんよ。おとなになってエミールたちの気もちをなくした者は、人間でなくなるのですよ」

感想
話の展開がどうなるのだろうとワクワクしながら読めました。
いろいろな教訓がありますが、そこにはいろいろな愛情があるように思いました。

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